2024年01月06日
「下りものの逸品」をシェア シェアする落語 第33回 笑福亭希光 2023/10/29
いろいろありましたが、やっぱり今回も楽しかった33回目のシェアする落語。
笑福亭希光さんをシェアさせていただきました。

会場 : 深川東京モダン館
四家正紀 前説
笑福亭希光『動物園』
笑福亭希光『思惑』
仲入り
笑福亭希光・四家正紀『シェアタイム』(対談)
笑福亭希光『木津の勘助』
木戸銭2,000円
●四家正紀 前説
今回ちょっと凝りまして、「江戸時代、江戸に上方から来たものは"下りもの"として珍重された。落語も上方から来たので"くだらない下りもの"。噺も落語家も上方から江戸にたくさん下ってくれた。1970年代に上方から下ってくれた大スターが笑福亭鶴光師匠、90年代以降は芸協に所属して弟子を取るようになった。弟子の笑福亭希光さんも上方それも大阪から、東京に下ってくれた"東京の上方落語家"」なんて、ちょっとうまいこと言ったら、時間使いすぎた。
●笑福亭希光『動物園』
とにかくまくらで客を取り込むのが早い希光さん。落ち着いた声と軽快な喋りで「希光ファンと初めての客がほぼ半々」という難しい条件を巧みに乗り切っていく。が、噺に入ったところで希光さんにわざわざ持参頂いた簡易版の見台が高座横に落下。がっしゃん。素人が組む高座だといろいろ起きます。すみません。
気を取り直して動物園。シェアする落語では過去に『時そば・時うどん』が何度も出ているので、ここは『動物園』。
他のネタとつかないのは便利だけど無茶な設定の噺を、希光さんは軽快に噺を前へと運び、笑いを積み立てて爆笑に繋げていく。お見事。
●笑福亭希光『思惑』
2席目には自作の新作を。僕は新宿無可有で聴いたことがある。ラーメン屋の店員とユーチューバーの攻防という今っぽい設定。ときに大きな仕草も交えて、どかんどかん受ける。客の心をしっかりと掴み取る力を見せつけられた感。
希光さんの新作は設定が突飛でも、誰にでもわかりやすいのがいい。
仲入り
●笑福亭希光・四家正紀『シェアタイム』(対談)
松竹芸能で漫才師→東京吉本で新喜劇座員→笑福亭鶴光に入門と、とにかく情報量多い人なので、入門後の話に絞ろうとしたんだけど、希光さんまあ喋る喋る。「なぜ落語家に」という質問を振ったら、結局新喜劇の話をしないといけなくなり、入門から修行までの話も面白くて止めることができない。カデンツァの話なんて出来なかったですよ。
ただ一点面白かったのは「抱負」を聞いたら、ものすごく困っていたところ。
●笑福亭希光『木津の勘助』
師匠・笑福亭鶴光譲りの講釈種(釈ネタ)にして、任侠ベンチャーストーリー。明朗快活な爽やかさ光るネタで、希光さんの語り口と柔らかい表情にぴったり。
まくらで語られた通りご自身と縁も深い(地理的に)とのこと。
実は僕は、この路線を希光さんに極めてほしいと思っている。
笑福亭希光の世界ニュースで毎日謎かけ! - Radiotalk(ラジオトーク)
毎日更新のこの番組で、経済ニュースに触れることも多い希光さん、木津の勘助のようなかっこいい経済人の人物伝をぜひモノにしてほしい。
というか、そんなこととっくに考えてると思いますよ。期待して待つのであります。
キャリアを考えると真打まではまだ時間あるので、またこの会に出演してもらって、ネタおろししてもらえたら嬉しいなあ。
それでは恒例のまとめもどうぞ。
https://togetter.com/li/2248340
という訳でお客様、希光さん、ボランティアスタッフ、スタッフに感謝です。
ありがとうございました!!







