2023年06月25日
三人才気煥発 神田連雀亭ワンコイン寄席 2023/06/18
●笑福亭希光『茶屋迎い』
この高座の後に国立演芸場、師匠・笑福亭鶴光の芝居に出演、さらにそのあと自分の独演会。トリプルヘッダー忙しさだという。
『茶屋迎い』は東京の『不孝者』どら息子のお陰で昔の女と再会する噺。大人の色気とほろ苦さがいい。かなり難しい感情表現でも、希光さんはぴしっと決める。かっこいい。
前半、船場の商家を舞台にした滑稽パートもちゃんと笑わせてくれるのがいい。
押し付けてこないのに、ちゃんと気持ちが伝わるのが希光さんの落語たと思う。
『茶屋迎い』は東京の『不孝者』どら息子のお陰で昔の女と再会する噺。大人の色気とほろ苦さがいい。かなり難しい感情表現でも、希光さんはぴしっと決める。かっこいい。
前半、船場の商家を舞台にした滑稽パートもちゃんと笑わせてくれるのがいい。
押し付けてこないのに、ちゃんと気持ちが伝わるのが希光さんの落語たと思う。
前に新宿無何有で聴かせてもらい、もう一度聴きたいと思っていたので、聴けて嬉しかった。
●瀧川鯉舟『あくび指南』
初めて。希光さんについて「次の仕事があるから出番代えてくれという割に、たっぷりやりました」と軽くくさしただけのまくらで、さっとあくび指南へ。僕は聴いたことなかったけど、多分昔からある型なんだろうな。あくび指南役の武張った感じに個性が感じられて、なかなかに楽しい。
瀧川鯉昇一門はいっぱいいて、全員聴けていないけれど、次から次へと面白い人が出てくる感じがする。
●春風亭昇輔『コールドスリープ』
僕はこの人の『ワンダーマジック』という新作が大好き。今回も期待していたら。いやあ面白かったね。設定はびっくりするくらいハードSF。昔からある「コールドスリープ」を独自の解釈で見事にドタバタSFに仕立てた。これはもうお見事でしたよ。
しかも落語、ドタバタSFだけど完全に落語。落語でないと成立しないSF。
ほんのちょっと瀧川鯉八師を思い出したけど、似てるということはない。昇輔さんの個性が強くて面白いのだ。これは期待しちゃうなあ。
希光さんの大人のほろ苦い色気、
鯉舟さんの滑稽味あふれる人物造形、
昇輔さんのポップなドタバタSF、
どれも楽しくて、500円はやっぱり安い。神田連雀亭、いいねえ。








