2023年05月28日

確実に楽しませてくれる腕がある キコウのラクゴ 2023/05/14


写真撮り忘れたので、会場である新宿無何有の1Fにある居酒屋の看板です。無何有は3Fです。
DSC_0011
笑福亭希光の勉強会。
希光さん、充実してますなあ。
会場 : 新宿無何有

笑福亭希光『始末の極意』
笑福亭希光『ツッチュウ』
笑福亭希光『皿屋敷』

木戸銭2,000円


●笑福亭希光『始末の極意』

九州遠征についての長いまくらが面白い。移動は在来線、宿は安宿で「とにかく赤字にしない」というゲームを楽しんでる希光さん。敵として生理現象が絡んできてさらに面白い。この方の合理的なものの考え方には個人的にすごく共感できるし、合理的なのにどこかで破綻して笑いに変わる辺りがなんとも落語だ。

ここから吝嗇ネタに行くのがまた頭いい。上方の定番ネタみたいだけどフルバージョンで聞いたのは初めて。けちの小噺を集めたような内容だけど、積み重なっていくなかでますます面白くなってくるのがなんともおかしくて。

●笑福亭希光『ツッチュウ』

これが面白かったなあ。自作の新作。
シチュエーションしてはヤクザ親分子分の会話でコント的なのかなと思いきや、まあ実に落語らしい落語に仕立てられている。

子分たちの抜群な対応力がおかしくて、ヒットマンが「ヒットマン」と呼ばれているのがまたバカバカしくて最高。

チュウは中毒。なんの中毒かは秘密。

●笑福亭希光『皿屋敷』

「みんながやってるからやってなかった」と。確かに手掛ける人は多い。でも上方の「播州」皿屋敷は初めて聴いた。江戸とそんなに変わらないような。

過剰な演出が流行っているこのネタだけど希光さんはわりと手堅く。お菊さんもそんなに汚れていない感じで。ただそれでもちゃんと笑いどころたっぷり。
一番好きなのは、みんなで初めて皿屋敷行くシーン。あの怖がり方とからかい方がなんとも言えずおかしい。馬鹿な若いやつがつるんでワーワーやってるのが楽しいのは、江戸も上方も一緒だなあと。


というわけで三席ノンストップ。たっぷりまくらも含めて充実感が凄い。
「面白い落語を聴いた」「面白い上方落語を聴いた」「面白い新作落語を聴いた」と、お得感が積み上がっていく感じが良いなあと。

いい腕してるんですよこの人は。とにかく安心感がある。出てきてくれればとにかく絶対に楽しませてくれると信頼できる落語家さんです。もっと多くのひとに聴いていただきたい。


これ、いいですね。行くつもりです。
FxLUOZCaIAEd0L-

ご予約は kikousyofukutei@gmail.com までだそうですよ。

これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。



m_shike at 20:00コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
note 話芸(落語・講談・浪曲)×IT・マーケティング
サイト内検索
最新コメント
記事カテゴリ
メッセージ
パートナーブロガー 一覧 | アジャイルメディア・ネットワーク
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計: