2022年12月28日

暮の寒さとささやかな安堵 第406回圓橘の会 2022/12/18 #三遊亭圓橘


都合で一席しか聴けなかったので、手短に。


会場 : 深川東京モダン館

三遊亭萬丸『近日息子』
三遊亭圓橘『五人廻し』

仲入り

三遊亭圓橘『大つごもり』(作:樋口一葉)

園尾隆司  (おはなし)江戸時代・明治時代の刑罰と落語の世界 木戸銭2,500円(予約)
(仲入りより入場)

●三遊亭圓橘『大つごもり』(作:樋口一葉)

この噺で年末を迎えるのは三度目になる。
淡々と抑制の効いた語り口で、冬の寒さ、水汲みの苦しさ、ご新造の当たりの強さ、つまりは奉公の辛さ、貧乏の過酷が心の奥まで伝わってくる。まるで寒さが身にしみてくるように。下げで訪れるささやかな安堵で、縮んだ胸のあたりがふと緩む。

また来年末も聴きたい。

原作はこちらで読むことができる。

●園尾隆司  (おはなし)江戸時代・明治時代の刑罰と落語の世界

いまやこの会の名物になったかもしれない。かつての名物裁判官にしていまは法曹界の重鎮弁護士、園尾隆司先生による解説。といってもこれ、圓橘師の無茶ぶりによるアドリブ解説。なのに実に興味深い。明治維新後の東京においても江戸のしくみが社会の基盤として機能していたという。
そして主人公・お峰の決心がいかに命懸けのものであったか、先生の解説で改め知ることにより噺の味わいはさらに深まる。

けど、もうちょっとちゃんと先生を紹介したほうがいいんじゃないですか師匠。
来年の歳男の方に出てきていただいて、三本締めて、今年はおしまい。


園尾先生についてはこちらを。

圓橘の会406



m_shike at 09:30コメント(0)落語 | 三遊亭圓橘 このエントリーをはてなブックマークに追加

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