『シェアする落語』12月の次は3月

2022年10月16日

絶好調!のふたり 柳亭小痴楽 瀧川鯉八 二人会 2022/10/01


と、鯉八師がおっしゃるので当日駆けつけた。 そしたら予約の人でほぼ満員。なんとか入れていただき、列の最後に並んだ。
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会場 : 亀戸梅屋敷

柳亭小痴楽・瀧川鯉八 トーク
神田紅希『幼き日の家光と信綱』
柳亭小痴楽『のめる』
瀧川鯉八『寝るまで踊らせて』

仲入り

瀧川鯉八『若さしか取り柄がないくせに』
柳亭小痴楽『置泥』

木戸銭3,000円
ちなみに両師匠は僕の主催してるシェアする落語にそれぞれ2回ずつご出演いただいて、そのたびに対談させていただいたという。なんかもう遠い昔の話みたいですけど。





●柳亭小痴楽・瀧川鯉八 トーク

なんと25分。
小痴楽師幼稚園運動会参加からテイトクラファンまで。小痴楽師のキャラを熟知する鯉八師が、いい感じで小痴楽師の「ヤカラ」キャラを引っ張り出す。また小痴楽師がそれに乗っかる。みんなで大爆笑。

でも20分すぎてから故・円楽師の話題を持ち出すあたりが、やはり鯉八師。

●神田紅希『幼き日の家光と信綱』

こうきさん。あんな二人に振り回されて大変。
気丈に気を利かせて、短くぴしっときれいにまとめて、高座降りたら、次の出番小痴楽師がいないという。


●柳亭小痴楽『のめる』

なかなか出てこない。流れ続ける出囃子は『将門』。
トイレ行ってたんだって。
で、まくらでは延々と故・三遊亭円楽師の思い出を。そうでしたか、そういう関係だったんですね。
円楽師に「お前ここ直せ、基礎だから」とノートに書いてもらって教わったことが、むかし小遊三師に稽古で教わって、どうしても理解できなかったことと同じだった。というエピソードにぐっと来た。他の話題は怖くてここに書けない。

噺はいつものイキの良さが冴える。イラついて、ちょっと乱暴になる口調がなんともいい。独特のリズム感に乗ってくる東京の言葉の美しさがいい。

●瀧川鯉八『寝るまで踊らせて』

なんだろう。夢のような、悪夢のような。
聴いていた僕の時間はどこに行ってしまったのだろう。溝に捨てたとはどうしても思えないのだ。
名作『にきび』につづく「まあ坊とおばあちゃん」による説明不能の鯉八ワールド。パンティをひたすら並べる警察官、なぜ。
こんな不思議な噺で会場はドカンと受けている、なぜ。面白いんだけどさ。

●仲入り


●瀧川鯉八『若さしか取り柄がないくせに』

さらに続く「まあ坊とおばあちゃん」シリーズ。しかしさっきと構成がぜんぜん違う。続き物に聴こえるけど、そうじゃないという。
めちゃくちゃ面白かったけど、なんというか不思議すぎて、もう一回聴かないと感想も書きにくい。
初期の『暴れ牛綺譚』に象徴される前衛性は少しも後退していないのに、あの頃に比べたら鯉八落語で笑える客がめちゃくちゃ増えていて、そりゃ柳家喬太郎師と二人会組まれたりするよな。という。

●柳亭小痴楽『置泥』

「鯉八の落語はどうせつまんないですから聴かないで、脇でちょっとさらってみたらできたんで」と置き泥へ。
小痴楽師はとにかく「イラついて切れる」会話がやたらとうまく面白いので、この話はぴったりだと思っていたら、やっぱりぴったり。「イラつきながらお金取られちゃうお人好しの泥棒」なんてのはほんとにぴったりですね。
キャラが合ってるだけじゃない、セリフの切れ味がまた素晴らしい。

なんか『のめる』と同じ手でやられちゃってる気がしますが、面白いので無問題。


もうお子様からおじいさんまでが集まって、この2人の強烈な個性をがっちり受け止めてゲラゲラ笑っているというのは、なんか良い世の中になったもんだなと。

シェアする落語にご出演頂いたご縁、これからも、このお二人を聴いていきたいなと思う次第。


↓音声配信はこちら。



m_shike at 21:02コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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