2022年08月22日

恋文横丁八祥亭(作:立川談四楼)


作家:立川談四楼師匠、久しぶりの短編集。
独演会で購入し、アマゾンのサイトに拙文レビュー載せました。

恋文横丁八祥亭 (小学館文庫)
立川談四楼
小学館
2022-08-05


名人芸の短編集
いままでの「落語家」という「とんでもない人たち」が主役だった作品群から趣向を変えて、「ふつうの人」である小料理屋の大女将と若女将、店の常連たちが活躍する短編集。
常連のひとりであるアマチュア落語家(山遊亭海彦の弟子!)が、自分の「本職」を生かして、店に持ち込まれた難事件に立ち向かう。
この仕立てが素晴らしく、すぐに馴染めてしまうので、あとは彼らのセリフに耳を傾けていれば、それだけで楽しい。

過剰なドキドキ・ハラハラはないけれど、謎解きの楽しみもあれば、高齢化社会・外国人労働者・2つの大震災といった時事・世相も織り込まれて、「人情物」の味わいを深めている。

この語り口は名人芸。ゆったりと豊かな時間を、ぜひ。

読後の一杯も、おつです。

あ、続編にも期待しております。
ぜひ。

ちなみに作中、先代三遊亭圓歌へのオマージュを感じる台詞が一箇所ありました。マニアは探してみてください。







m_shike at 21:00コメント(0)落語コンテンツ | 書籍 このエントリーをはてなブックマークに追加

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