2022年08月07日

裏切られる快楽 立川笑二 ひとり噺 2022/07/31


なぜか顔出し。道楽亭です。

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会場 : 道楽亭(新宿)

立川笑二『権兵衛狸』
立川笑二『鉄拐』

仲入り

立川笑二『お直し』

木戸銭2,500円


●立川笑二『権兵衛狸』

御本人もツイートしているけど「今年の夏休み」「昔の夏休み」に関する夏休みが秀逸。いま笑二さんに似合うのはこんな呑気なネタのような気がする。
権兵衛狸は村の若者たちが面白すぎる。家元・立川談志が得意とし、立川談吉さんが継承している詩情を感じさせる演じ方と比べると少しドライな改作仕立て。でも狸はしっかり可愛い。

●立川笑二『鉄拐』

おう、この噺で来ましたか。こちらもしっかり改作が入りつつしっかりと家元の味わいを残しているのが素晴らしい。と言うか、そんな事考えなくてものめり込めるし笑えるし。ただオチのダイナミックな改作は完全な笑二ワールドで素敵。

仲入り



●立川笑二『お直し』

前回2020年10月に聴かせてもらって、そのあまりにも大胆などんでん返しにぶったまげた『お直し』。今回改めてその凄みを確認しながら聴かせてもらった。
やはり特に素晴らしいのは、夫婦ともども蹴転(けころ)に身を落として、客を引くシーン。
女の絶妙な男あしらいに客はすっかりにその気になり、夫である男がヤケを起こす。この一連の流れは本当に陰惨で、強烈な印象を残す。

それがあのオチだもの。台詞は全く変えていないのに、その意味合いが完全に逆転している。強烈な陰惨がぐるっと180度反転して。客は幸せにホッとするのだ。

そう、この噺で「ホッとする」すごいことよ。
笑二改作のどんでん返しには、誰もがバッサリと裏切られ、その快楽に浸ることになる。

というわけで開催決定!
10/9日曜日です。すでに結構ご予約入っています。この機会に是非!

m_shike at 20:30コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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