2022年07月11日

貴公子より若大将に 第31回モダン講談会 2022/07/09


久しぶりにモダン講談会。
一龍斎貞橘先生がトリですよ。

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会場 : 深川東京モダン館

神田陽菜『勘助島の由来』
神田桜子『楠木の泣き男』
神田陽子『春日局、家光養育』

中入り

神田紅純『夫婦餅』
神田紫『宮本武蔵、熱湯風呂』
一龍斎貞橘『鉢の木』

木戸銭3000円
神田 莉々子休演



●神田陽菜『勘助島の由来』

最初全然別のネタを薦めるつもりが間違えてしまい、そのまま木津の勘助へ。とちっても堂々としているのが頼もしい。

●神田桜子『太平記 楠木の泣き男』

久しぶりに。確実に腕を上げている。が、まくらと最後で「多様性」の話を持ち出しすぎたきらいもある。

●神田陽子『春日局、家光養育』

演目これでいいのかな。『わんぱく竹千代』というもあったような。ひとりひとりの人物が細かいところまでしっかりと磨き上げられていて楽しい。まくらのギャグは陽子先生の笑い声とセットだから笑えるネタ。

中入り



●神田紅純『夫婦餅』

こちらも久しぶりに。やっぱり腕を上げているし背筋が美しい。神田派らしいコミカルな語り口に大きな目。どうしても神田鯉栄先生を思い出してしまう。鯉栄先生については「お待ちしております」としか言えないよな。

●神田紫『寛永宮本武蔵伝 熱湯風呂』

紅純さんが「みのり」だった前座時代に掛けているのを聴いたことがあるネタ。漫画っぽい楽しさが身上の「神田派の武蔵」。紫先生のようなベテランが読むとどこかすっとぼけた面白さがある。神田派の武蔵といえば山田真龍軒や狼退治を深夜寄席でよく聴かせてもらったものです。

●一龍斎貞橘『鉢の木』

そしていよいよお待ちかね貴公子の登場。紅一点の反対で緑一点。ちょこちょこふざけながらまくらで温めて、鉄板の『鉢の木』へ。
こんだけ暑いというのにぐっと寒くなってしまう。雪が見える。炉の火が見える。間取りまでわかる。源左衛門の凛とした表情まで見えてくるようで。
しっかりと腹から出ている太く滑らかな声と確かな口跡、やはり「王道」はこの人だと感じさせてくれる。


陽子先生は貞橘先生を「貴公子」と。分からないでもないけど、僕はむしろ「若大将」として講談界をぐいぐい牽引して欲しいと思っている。大きめの箱に多くの客を集めて軍談をやっているところを聴きたい。

ぜひ。


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m_shike at 09:30コメント(0)講談  このエントリーをはてなブックマークに追加

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