2022年06月19日
爆笑・夏の狂気 談吉百席 第47回 2022/06/08 #落語 #立川談吉
いろいろ事情あって4ヶ月ぶりの開催。

会場 : としま区民センター例によってちょっとだけスタッフで手伝っています。ちょっとだけ。
立川談吉『野ざらし』
立川談吉『青菜』
仲入り
立川談吉『品川心中(上)』
●立川談吉『野ざらし』
色々たるんでいるのか、めくりを忘れてきて、さらに楽屋を予約するのを忘れて給湯室で着替えたと。師匠と色物さんとの一座で飛行機手配の苦労と崎陽軒にまつわるエピソードで客と自身を温めたあと、昔はしょっちゅうやっていたけど、最近は掛けていなかったこの噺へ。いやあ、やっぱりいいですね。昔とはやり方をちょっと変えているというが、こちらとしては懐かしさと楽しさが先にくる。
さいさい節や「時計屋の周りはあらかた仏〜」の唄の部分が素晴らしいし、これを含めた一席まるごとが一つの唄になっている。
その唄に合わせてずんずん進行するのは、ただ女が欲しい男の狂気だというのだから、なんともファンキーだよね。あたしゃ年増が好きだー。
『野ざらし』を夏とカウントするのかは微妙だけど、談吉さんの『野ざらし』は明らかに夏の雰囲気。
●立川談吉『青菜』
電車の中の珍事についてのまくらは、まあどうでもいいかな。噺の方はこれまた絶妙の出来で、前半の旦那と植木屋のやり取りで、旦那が、旦那らしい穏やかな口調のままとんでもないシュールをぶっこんで来る。
これがひとつのフリになっていて、後半の狂気じみたオウム返しにつながっている。それにしても「ダスキン」の使い方はさすが。
『死神』の呪文と『青菜』の「ダスキン」は、談吉さんのセンスを象徴する名フレーズ。
あと、おかみさんがあんまり汚れてなくて、ちょっと品があって可愛いのもいい。お陰でそれほど噺が暑っ苦しくないのがいい。
仲入り
●立川談吉『品川心中(上)』
雰囲気はガラッと変わるけど、前半の二席で客も本人もすっかりいい感じに力が抜けて、楽しめる高座となった。お染めが悪過ぎないのがいい。品川の夜の海や、犬に吠えられるあたりの情景描写も的確でいいと思った。またこれも何年か間をおいて「久しぶり」に聴いてみたい。
次回は8/27、なんと牡丹燈籠の昼夜公演。
場所は今回も池袋、いつもとおなじとしま区民センターの4階になります。
通し券はないので昼夜別々にご予約お願いいたします。
以上、ちょっとだけスタッフでした。







