2022年05月11日
久々に講談をたっぷり 本牧亭講談会 2022/05/07
前から気になってたお茶の水・太陽にやっと来たよ。ほんとに駅前なのね。

会場 : スカイルーム太陽(お茶の水)
宝井小琴『酒呑童子』
田辺いちか『太閤記 間違いの婚礼』
宝井梅湯『天保六花撰〜丸利の強請』
仲入り
柳家風柳『寝床』
一龍斎貞橘『本能寺の変』
木戸銭2,000円
●宝井小琴『酒呑童子』
入門してまだ一年も経ってないのに頑張ってらっしゃる。まだまだ息が続かないところがあるけど稽古されているのがわかる。
●田辺いちか『太閤記 間違いの婚礼』
絶好調ですなあ。滑稽味のあるネタをたっぷりの笑顔で読む姿には余裕すら感じる。
●宝井梅湯『天保六花撰〜丸利の強請』
なぜかスタンドエフエムでは幡随院長兵衛と言ってしまった。河内山宗俊です。ぜんぜん違うじゃないの。幕府の権威を笠に着た強請が面白い。梅湯さん聴くのは初めてかな。ニンにあったネタだなあと。
強請ネタって落語にはほとんど出てこない。講談を聴く楽しみの一つ。
仲入り
●柳家風柳『寝床』
真打昇進おめでとうございます。江戸上方の二刀流というより、その合成という雰囲気。
まくらの師匠話に大爆笑。
●一龍斎貞橘『本能寺の変』
軍談は本を広げて「読む」のが昔ながらのスタイル。でもこのネタはやらない。なぜかというと……。僕は前から貞橘先生の軍談が大好き。
とにかくかっこいい。声の響きとキリッとしたリズム、いいよねえ。
それだけに、なー。
もうちょい長く聴いていたかった!
間に某人間国宝の爆笑エピソードを挟んだので、余計に短く感じたのかな。
本牧亭で使われていたメクリ台に出囃子なしの登場。講談会もいいもんですよ。
貞橘先生、また聴きに来いってことだな。


