2022年04月04日

情緒ある季節のエロ 第124回つかさの会 2022/04/02


久しぶりに司師匠の会。いい落語と蕎麦前と酒と蕎麦が一度に楽しめるのが魅力。

日本橋つかさの会
会場 : 薮伊豆総本店

三遊亭司『新聞記事』
三遊亭司『短命』

仲入り

三遊亭司『花見の仇討』

木戸銭2,000円


●三遊亭司『新聞記事』

理由はよくわかんないんだけど、あんまり好きじゃない噺がめちゃくちゃ面白かった。おそらく台詞の間がジャストなんだろうな。

●三遊亭司『短命』

これがまた絶妙に面白かった。特にご隠居が「短命の理由」を伝えるために夫婦のアレヤコレヤを描写する中に季節が入っている。これが絶妙に美しい。「墨を引いたような後れ毛」なんてフレーズはぐっとくる。季節の情緒が絶妙のエロさを描き出し、八がそれを台無しにする、この繰り返しがたまらない。
女将さんは程よくがさつで、飯盛るシーンがまたやたらとおっかしくて、おっかしくて。

仲入り


●三遊亭司『花見の仇討』

司師匠らしいなあと思うのは、侍の人物造形の確かさ。これが江戸っ子連中のいい加減さをくっきりと浮き上がらせる。特に野次馬の描写がいい。ほんとみんな呑気に無責任でいいんだよね。
春の落語だなあ。

司師、しっかりした江戸の美学を芯に持ちながら、それを押し付けたり見せびらかしたりすることなく、噺のおかしさでお客様の気持をしっかりと緩めてくれるところがいい。
そういう落語家は、実はそんなにいないんじゃないかなという気がする。

噺のあとに酒と蕎麦前。この会は司師にとても似合う。


毎月やってますので、ぜひ。次回は5/7です。
日本橋つかさの会(三遊亭司) | 日本橋の老舗蕎麦屋「藪伊豆総本店」


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m_shike at 09:30コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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