『シェアする落語』12月の次は3月

2022年04月03日

アレさえなきゃいい人なのに 第397回圓橘の会 2022/03/21 #三遊亭圓橘


『寝床』ネタだしなんて、行かないわけには行かない。

DSC_0061




会場 : 深川東京モダン館

三遊亭楽太『孝行糖』
三遊亭圓橘『寝床』

仲入り

三遊亭圓橘『半七捕物帳 張子の虎(作:岡本綺堂)』

木戸銭2,500円(予約)


●三遊亭楽太『孝行糖』

若干二十歳の俊英・楽太さん。圓生百席聴きまくるほどドはまりして十代で三遊亭円楽師に入門。という話もすでに業界ではけっこう有名。
おなじみの孝行糖は全身から「僕はこんな落語が好きです!こんな落語がやりたいんです!いま楽しいんです」という喜びに満ちた高座に圧倒された。なんという好ましい前座だろう。

●三遊亭圓橘『寝床』

「楽太、二十歳、羨ましいですね」「将来の三遊亭圓生かもしれない」と、ほんと孫弟子世代に優しい圓橘師。
さて噺のほうが凄かった。相当期待していたのだが、それを遥かに上回った。
「この人は義太夫さえなきゃいい人なのに」と、当人を除く登場人物と客全員が心の底から思ってしまうような旦那の人物造形、その説得力はもはや圧巻。
最初のうち「今日は義太夫の会だあ」と喜びを隠しきれず、来場客がひとりまたひとり減っていくたびにだんだんと機嫌が悪くなり、ついに大爆発する、表情の段階的変化が見事というほかなく、まあ笑った笑った。

●仲入り



●三遊亭圓橘『半七捕物帳 張子の虎(作:岡本綺堂)』』

ちょっと珍しい高座だった。
サゲたあと、半七捕物帖の解説本の一部を朗読された。これはなんか、文庫本の小説を読み終えた後の解説みたいで一つの趣向として成り立っていると思うのだけど、圓橘師によると「本日は出来があんまり良くなかったので、こちらで少し埋め合わせさせていただきました」と。ふむむ。

まあ、そうおっしゃられると、探偵小説としての謎解きの楽しみがやや感じられなかったような、気がしなくもない。

しかしわざわざこのようなことを仰るところを見ると、師はこの噺、再チャレンジされるのではないかと思う。先の話になると思うけど、ちょっと期待している。

397

次回はこちらです。4/24日曜日の15時から、深川東京モダン館です。
398チラシ

DSC_0062





m_shike at 18:30コメント(0)落語 | 三遊亭圓橘 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
note 話芸(落語・講談・浪曲)×IT・マーケティング
落語関係情報
サイト内検索
最新コメント
記事カテゴリ
メッセージ
パートナーブロガー 一覧 | アジャイルメディア・ネットワーク
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計: