『シェアする落語』12月の次は3月

2022年03月05日

豪華大江戸群像劇 第396回圓橘の会 2022/02/27 #三遊亭圓橘


毎回楽しい圓橘師の会。
『梅若礼三郎』は初めて聴く噺。


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会場 : 深川東京モダン館

三遊亭萬丸『宮戸川』
三遊亭圓橘『梅若礼三郎(上)』

仲入り

三遊亭圓橘『梅若礼三郎(下)』

木戸銭2,500円(予約)


●三遊亭萬丸『宮戸川』

まくらからスッキリまとまっていい仕上がり。おばさんのうちは「ベトナム」後でちゃんと効いてくるのがいい。老夫婦の会話も必要以上にべったりせず、よい。ただ終盤ちょっともたついたか。ここから磨いていくのでしょう。

●三遊亭圓橘『梅若礼三郎(上)(下)』

仲入り挟んで90分の熱演。個人的には長さは感じなかった。三遊亭圓生が掛けていたときは上中下2時間だったそうで。圓橘師はかなり編集されたとのこと。

梅若というから能の噺なのかと思ったら最初の数分で泥棒それも義賊にとらばーゆ。しかもそのあとあんまり出てこない。

代わりに活躍するのは長屋の貧乏夫婦とその隣の自称魚屋(実際は遊び人)。

長屋でこそ泥→吉原→捕物→お白州→水垢離(これは珍しい)→居酒屋で宴会、と噺は進み、登場人物はどんどん増えていき一人ひとりが魅力的。

つまりこれは「大江戸群像劇」江戸落語の楽しいところを詰め合わせたような珍しい噺だった。

基本的には『蜆売り』のような義賊の絡む人情噺だけど、笑えるシーンも多く、圓橘師のいろんなテクニックが楽しめるのがいい。

なかでも両国で水垢離したあとでみんなで居酒屋に行き鍋を食べるあたりは、江戸落語にありそうで実はそんなに多くない「飲み食い」のシーンで、『二番煎じ』などでおなじみ圓橘師の見事な所作がたっぷり楽しめた。

ただ、これだけいろんな要素が詰め込まれていると、ありとあらゆるネタがついてしまうし、尺のことを考えると、寄席なとで掛けるのは無理。

やはりこの『圓橘の会』で聴くのがベストだったな。ありがたい。


次回はこちらです。3/20日曜日の15時から、深川東京モダン館です。
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寝床は楽しいに決まっているし、久しぶりの岡本綺堂も楽しみ。


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m_shike at 20:30コメント(0)落語 | 三遊亭圓橘 このエントリーをはてなブックマークに追加

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