『シェアする落語』12月の次は3月

2022年02月11日

イリュージョン100%と1% 談吉百席 第四十六回 2022/02/09 #立川談吉


仕事を早めにたたんで、寒い池袋を抜けて、いつもの談吉百席。
一応ボランティアスタッフですが、当日の仕事はほぼ無し。ゆっくり楽しむ。
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会場 : としま区民センター小ホール

立川談吉『松竹梅』
立川談吉『生モノ干物』

仲入り

立川談吉『おせつ徳三郎』

木戸銭2,000円


●立川談吉『松竹梅』

この日は珍しく、かなり長めの漫談まくら。うちにばかりいるからネタがないと言いつつ、談志のお付きで一度だけ石原慎太郎に会った。あって感激したのは高木ブーだった。などなど。ほんとに他愛もない話題なのにちゃんと笑わせてくれて、これは腕を上げたなと。

松竹梅はネタおろし。軽くエコーのかかる会場で謡が心地よく響くあたりがまたバカバカしくて楽しい。似合う話なので、ここから育てていただきたい。

●立川談吉『生モノ干物』

おおっと出ました渋谷らくご創作大賞2019受賞作。談吉イリュージョン現時点での最高峰でしょう。
二人の会話の中で意味がある言葉がほとんどない。お茶だったり、東ハトのお菓子だったり、内容とまるで関係ない言葉が盛り込まれた会話が、コミュニケーションとして成立していくように見える。感情が通い合っているように感じられれる。

って、ほんとかどうかわかんないけど、ほんとかどうかはどうでも良くなってくる。何もかも理解できることは何一つないまま心地よく噺は終わってしまう。そう、ちゃんと終わるのよ。それがえらいところ。

以前聴いたときも大爆笑したけど、今回は更に良かった。多分細かいところを修正したのだと思うが、どこをいじったのかまるでわからなかった。

仲入り



●立川談吉『おせつ徳三郎』

4月の会場が押さえられなかったとのことで、この寒風吹きすさぶ中で『花見小僧』から『刀屋』まで。まあこの季節に『百年目』とか掛けている人もいるからいいよね。随分前にネタおろしで聴いて以来の久しぶり。
『花見小僧』はなんと言っても旦那のイライラ加減が絶妙で可笑しくてしょうがない。さらに一箇所だけイリュージョン入れてくるのが心憎い。『刀屋』は刀屋主人の人物描写が素晴らしく「あなたに刀売りたくないんだ」の台詞がぐっときた。
落ちはおせつの台詞。これがまたいい。こんな愚かな女は苦手なのだが、愚かなのも仕方なかったんだなと思わせられてしまう。

それにしても仲入り挟んでイリュージョン比率が100:1。何という振り幅。

4月開催がないのは残念だけど、とりあえず今月は大満足ということで。
次回は6月です。
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m_shike at 23:21コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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