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2021年10月14日

居残りに潮の香り 第118回日本橋つかさの会 2021/10/09


落語聴いて、その後、飲む。
改めて思った、こんなに楽しいこと他にないぞ。
20211011

会場 : 藪伊豆総本店(日本橋)

三遊亭司『子ほめ』
三遊亭司『六尺棒』

仲入り

三遊亭司『居残り佐平次』

木戸銭2000円(予約)


●三遊亭司『子ほめ』

まくらのメダカの話が面白い。元JB・柳亭市寿さんが登場。
『子ほめ』は前座噺とはいえ司師が持ちネタにしたのは二ツ目の後期で、そんなに掛けたことがないとのこと。ご自身は後で「あんなにまとまりのない『子ほめ』も珍しい」と仰っていたが、一つ一つのフレーズにしっかり気持ちが入っていて、聴き慣れた噺が新鮮に聴けて楽しかった。

●三遊亭司『六尺棒』

こちらは師匠得意ネタ。僕も何度か聴いているはずだけどこの日の出来はまた格別。息子のオウム返しがとにかく楽しい。

仲入り

●三遊亭司『居残り佐平次』

ネタ出し。これがねえ。良かった。
なるほど、こういう居残りもあるんだという。

佐平次のキャラに魅力がありすぎる噺なので、どうしても人物造形に噺が寄ってしまいがちなこの噺、それで十分楽しいし。

でも司師は、柔らかな地語りで品川の情景を丁寧に描く。特に変わったことをしているわけでも、時間を掛けているわけでもない。微妙な言葉のチョイスと語り口が絶妙なのだと思う。

緻密に描きこまれた品川を背景に、人物たちの台詞は軽快に躍動する。

地で落とすエンディングの素晴らしさ。立ち去る佐平次の背中に潮の香りがする。良質の映画を観たときのような心地よさがある。

また「鼠鳴き」「象鼻」など、噺の中に出てくる言葉についての解説を客に配るのも、この人らしいいい配慮だ。

うん、司師の落語は心地よい。
若干食い気味に入ってくる台詞のやり取りも、しっとりとした地の語りも、全てが程がよく、心地よい。と言って老成もしていない。若さも元気さもしっかりとある。

藪伊豆ということで、終演後の楽しみも。
IMG_20211009_175115
蕎麦前に地酒。やっと飲めるようになった。
会話はすべて落語の話。こんなのほんと久しぶり。写真忘れたけど天麩羅も。

20211009_190136_HDR
お蕎麦ももちろんいただきます。



20211011

年内あと2回あります。ぜひ。

m_shike at 20:00コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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