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2021年04月18日

カラッと伸び伸びと 国本はる乃 木馬亭独演会 2021/04/10


久しぶりの浪曲、久しぶりのはる乃さん。
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会場 : 木馬亭

国本はる乃・沢村豊子(曲師)『日本創生序曲II』(稲田和活作)
鶯春亭梅八・はる乃・豊子 トーク

仲入り

国本はる乃・沢村豊子(曲師)『大石山鹿護送』

仲入り

国本はる乃・沢村豊子(曲師)『紺屋高尾』
木戸銭2,000円



木馬亭も残念ながら一席飛ばし。で、ちゃんと満員でございました。予約取れてよかった。

●国本はる乃・沢村豊子(曲師)『日本創生序曲II』(稲田和活作)

稲田先生はほんと面白い新作を書かれる。浪曲ってこんなことができるんだ。途中で豊子師匠のお弟子さんであるちんどん屋さんたちが登場。都々逸に民謡のアンコ入りが楽しい。花笠音頭なんて久しぶり。はる乃さんの声は民謡にも合う。
「あんた新作なんだから、にぎやかにやらなきゃだめよ」とアドバイスしたのが豊子師匠なんだって。

あ、ネタおろしだったの?見事なもんだな。

●鶯春亭梅八・はる乃・豊子 トーク

「父です」としか紹介しないのでお名前がわからない(笑)。まあファンの方は皆さんご存知。
この会は国本武春トリビュートなので、武春師匠の思い出がふんだんに。中にはかなり悲しいエピソードもあったんだけど、父・梅八さんの語りがカラッとしているので過剰に悲しくならないのが良かった。

ただ、生で聴きたかったなあ武春師匠と、しみじみと。

仲入り



●国本はる乃・沢村豊子(曲師)『大石山鹿護送』

はる乃さんを初めて聴いたときのネタ。その声のボリュームと表現力に驚いたものだった。もちろんそこからさらにレベルアップしている。人物描写が特にいい。道中付けの節の楽しさは変わらず魅力的。

仲入り



●国本はる乃・沢村豊子(曲師)『紺屋高尾』

落語ファンでも意外と知らない人が多いけど、このネタが有名になったのは浪曲なのです。篠田実。聴いたことはないです。大正の話。
立派にやりきっていたけど、素人ながらこれは難しいネタだなあと。
節と啖呵を切り替えながら心情を描写していくのは、落語でやるよりずっと難しそう。20代の女性がこのネタに挑んでここまで聴かせてくれるだけでもう尊敬に値するわ。大事に育てていただきたい。

はる乃さんはとにかく声が圧倒的で、堂々としていて、カラッと伸び伸びと楽しそうに唸るので、安心してどっぷりと浪曲世界に浸らせてくれる。この先どこまで伸びるのか楽しみで仕方ない。
それだけに、もっと若い人に聴いてほしいんだけどなあ。ブラックミュージックのような高揚感を味わって欲しい。

あと、やはり掛け声とアイスモナカのない木馬亭は寂しい。仕方ないこととはいえ。主催のご苦労が偲ばれる。

20210414


で、その主催者様による、もっとちゃんとした情報はこちらにありますよ。 4月10日の浪曲会「国本はる乃木馬亭独演会」 | 赤坂で浪曲ブログ

m_shike at 22:29コメント(2)浪曲  このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2021年04月18日 23:23
武春ー豊子はスゴかったですわ。
はる乃さんは、パワーありますよね。
2. Posted by 4k   2021年04月19日 00:15
コメントありがとうございます。
はる乃さんのパワーは、一言でいうと痛快です。

武春ー豊子、聴いてみたかったなあ。

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