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2021年04月11日

爽やかな大名跡復活 春風亭柳枝真打昇進襲名披露興行(新宿末廣亭5日目) 2021/04/05


出社日だったので、仕事終わりにそのまま末廣亭へ。
『シェアする落語』出演者が大名跡を襲名する日が来るとは。
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会場 : 新宿末廣亭

仲入り後より入場

五明樓玉の輔(司会)・柳家さん喬・春風亭柳枝・春風亭正朝・柳亭市馬  真打昇進披露口上
すず風にゃん子金魚 漫才
春風亭正朝『宗論』
柳家さん喬『真田小僧』
柳家小菊 俗曲
春風亭柳枝『明烏』

木戸銭2,500円(割引:仲入り後入場)


仲入りに入場。

●五明樓玉の輔(司会)・柳家さん喬・春風亭柳枝・春風亭正朝・柳亭市馬  真打昇進披露口上

司会「新真打はお金持ちで、目黒区に日本の国土のさん倍の土地を持っている」
さん喬「よく知らないんですが、あんないいお弟子さんがなんでまた正朝さんのところに」
会長は定番のめでたい口上。
正朝「明治学院大学の後輩でして、どうしても弟子入りしたいと。師匠の弟子になるために明治学院に入りましたと(新真打の頭にクエスチョンマーク)。先程から坊っちゃん育ちという話が出でていましたが、人との距離感がつかめない。カバン持ちやらせたら二回もかかとを蹴られた」

爆笑の中で正朝師がぼそっと「芸は確かでございます」。

●すず風にゃん子金魚 漫才

同じネタ3回目だけど笑っちゃった。

●春風亭正朝『宗論』

「先代柳枝にちなんだネタを」と宗論。ぱっと沸かせてさらっと終わる。じっくり長講も聴いてみたいと思わせるあたりが、寄席のエキスパートなんだろうな。

●柳家さん喬『真田小僧』

4/3に聴いたのと完全に同じ。
まくらの、ちょっと言い間違えるところからサゲまで一言一句違わないと、さすがにそれほど楽しめない。

●柳家小菊 俗曲

久しぶりに『寄席スタンダードナンバー』。でもやっぱり『さのさ』『木遣くずし』がいいなあ。

●春風亭柳枝『明烏』

「さっきの口上、なんでみんなでお金持ちだお坊ちゃんだと。ああいうことを言うとご祝儀が減るんです。軽い営業妨害です。本当にお金持ちなのは文菊師匠です。向こうは世田谷区、こちらは目黒区で。コンビ組もうかなと」どんなコンビかは伏せておく。えらく受けてた。

「坊ちゃん育ち」からこのネタに入るのはスムース。冒頭、素直で子供すぎる時次郎に呆れ果てる父親が「お籠り」の話が出てからは嬉しそうに段取りを付ける、この変化が素晴らしい。源兵衛と太助も悪すぎず、ちょっと人がいい感じで。

甘納豆はあり。それはまあいいとして、特筆すべきは大人になった時次郎の今っぽいセリフ。これもネタ割りたくないから伏せるけど、ものすごく感情移入しやすい。「吉原の朝」なんて、遠い遠い世界が今この空間とつながったような気がした。このあたりは卓越したセンスの為せる技だと思う。

おおからでスケールの大きさを感じさせつつ、何をやってもどこかさわやかさを感じさせるのがこの人の芸だと思う。大名跡を襲名して、これがどう変わっていくのか。

命がある限りは、その変化を見届けたいなあと思う。
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弟子入りの経緯についてはこちら。
シェアする落語 シェアらくグラフvol.4  春風亭正太郎

m_shike at 22:50コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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