2019年08月17日
二人の自転車好き トーキョーバイク寄席第10回 吉笑 太福 2019/07/21
自転車好きならみんな知ってるトーキョーバイク。
高円寺のお店での落語会。レギュラーは立川吉笑さん。
今回は第10回を記念して『トーキョーバイク寄席』ゲストは話芸界きっての自転車好き・玉川太福さん。ふたりともトーキョーバイクのユーザーであります。

会場 :tokyobike shop高円寺
立川吉笑『黄声』
玉川太福(曲師:玉川みね子)『自転車水滸伝 サドルとペダル』
仲入り
立川吉笑・玉川太福 トーク
立川吉笑『カレンダー』
木戸銭2,500円(ドリンク付)
●立川吉笑『黄声』
まくらではトーキョーバイクの自転車についてたっぷりと。弔いの噺からスムースに本編に入るパターンは、最近にも聴いたけど飽きることなく楽しめる。なんの解決にもなってない落ちがまた落語らしい。●玉川太福(曲師:玉川みね子)『自転車水滸伝 サドルとペダル』
ふだん殆どの都内移動を自転車でこなす太福さん。着物のまま靖国通りを疾走しているところを目撃したところがある。あれはトーキョーバイクの自転車だったのかな。太福新作らしい、ひたすらに小さなエピソードの連続。もっと苦労話や人情に降ってしまえば楽に行けるところを、カラッと明るく「人間の小ささ・可愛らしさ」を唸る。浪曲を初めて聴く客が大半を占める中で、まあ受けること受けること。
仲入り
●立川吉笑・玉川太福 トーク
自転車の話から浪曲の話までつらつらと。吉笑さん・太福さんともに相手の話の引き出し方が上手いので、もっとずっと聴いていたいと思える時間だった。●立川吉笑『カレンダー』
掛けやすい時期ということもあるのだけど、ここのところ集中的に掛けているようで、シェアする落語含めて最近で3回聴いた、のに、これだけ笑えるんだからすごい。広末涼子のところ、どうしもこらえきれず毎回吹き出す。壁面のおしゃれな自転車たちに囲まれながら、しっかり高さのある高座での演芸。お客の雰囲気もとても良く、満足でした。


