2019年03月07日
声の奥行 第371回圓橘の会 2019/02/23 #三遊亭圓橘
会場 : 深川東京モダン館ぽん太さん、ぽん太さんになってから初めて聴く。前座の頃からうまかったし、「三遊亭ぽん太」を選んだセンスもいい。期待の星。
三遊亭ぽん太『しの字嫌い』
三遊亭圓橘『夢金』
仲入り
三遊亭圓橘『牡丹灯籠(1) 発端/刀屋』
木戸銭2,500円(予約)
圓橘師の夢金は初めてかな。情景描写や人物描写のうまさは今さら言うことではないけど、特にこの噺のなかでは、声の大きさや息遣いによる距離感の表現が素晴らしい。船宿の中、船の中、船と外の絵が浮かぶのは、台詞の強弱で人物間の距離を描いているから。
今回からまた撮影が入り、牡丹灯籠シリーズがスタート。夢金で耳を取られてしまったこともあり、侍と刀屋、侍二人の距離がよりリアルに伝わり、緊迫感につながっていた。
次回は3/23です。
深川東京モダン館--展示・イベント