『シェアする落語』次回は7/7です。

2019年02月11日

寒い寒い日の正蔵師 渋谷らくご(シブラク) 2019/02/09 夜の部


久しぶりにユーロライブ。お目当ては初登場の正蔵師。
会場 : ユーロライブ

立川寸志『芝居の喧嘩』
古今亭志ん五『唖の釣り』
柳家一童『蒟蒻問答』
 林家正蔵『蜆売り』

木戸銭 2,500円
寸志さんは雪に合わせて和歌三神とはいかなかった。重くなりそうな客にトントンと芝居の喧嘩、志ん五師の五輪まくらが面白い、一童さんも手堅く笑わせる。
さて正蔵師。渋谷と鶯谷の比較から、仲の良かった柳家喜多八師の思い出「フランスの、マルセイユにいる、乞食」。とくにこれといってエピソードを細かく変わるだけでもないのにあの喜多八師の笑顔が浮かんでくる不思議。からの蜆売り、これがしみじみといい。
もとより子どもがうまい(芋俵とかね)正蔵師、自然に滲み出す親分の貫禄が、子どもへの「お前話うまいな」をリアルにする。要所要所で決まる台詞の間も美しく、堪能した。


シブラクの楽屋には喜多八師と立川左談次師の遺影が飾ってあるそうな。
来月のシブラクでは立川左談次追善興行も行われる。ぜひ。

m_shike at 13:13コメント(2)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2019年03月02日 13:12
正蔵師匠、こういうのが意外と上手いんですよね。お客さんがちゃんと聴いてくれる会にどんどん出て欲しいところです。
2. Posted by 4k   2019年03月02日 14:14
もっといろんな仕掛けに乗って欲しいですね。そういう意味ではシブラクはさすがだと思いました。

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