2018年01月01日
生のドキュメンタリー落語初体験 月曜日のはらしょう 2017/11/06
最近ポッドキャストでよく聴く三遊亭はらしょうさんのドキュメンタリー落語。
生で聴いてみたくなって、新宿Fuの入っている永谷ビルへ。
なぜか机がある客席。
三遊亭はらしょう『ラジオデイズ』
三遊亭はらしょう『バック・トゥ・ザ・アナログ』
三遊亭はらしょうさんは、もともと役者さんで、落語家を目指して三遊亭円丈師匠に入門したものの、いろいろあって破門、漫談家に転じたが、今度は「色物弟子」として円丈一門に復帰、現在は東京演芸協会所属で、定席寄席では聴けないが浅草東洋館に出演している。
立場は色物芸人だが、やってることは落語、それも自らの体験を落語に仕立てて語る「ドキュメンタリー落語」。これが面白い。「月曜日のはらしょう」通称ゲッパラは毎週月曜日、 新宿西口の永谷ビル. 308号室で開催されている。他に練馬でも定期的に会を開催。詳しくはこの辺で。
とにかく多作で、ネットでガンガン公開。
そしてどれも実話ならではのコンテクストの強さと、実話にするっと「見立て」を突っ込むはらしょうさんの批評性が楽しめる。
「ドキュメンタリー落語」ぜひこちらでお試しいただきたい。
お薦めも書いてみました。どうぞ。
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立場は色物芸人だが、やってることは落語、それも自らの体験を落語に仕立てて語る「ドキュメンタリー落語」。これが面白い。「月曜日のはらしょう」通称ゲッパラは毎週月曜日、 新宿西口の永谷ビル. 308号室で開催されている。他に練馬でも定期的に会を開催。詳しくはこの辺で。
●三遊亭はらしょう『ラジオデイズ』
中学時代に漫才コンビを組んでいた元相方との再会から始まって回想モードへ。当時二人でテープに吹き込んで、同級生に貸し出して大うけしてた「ラジオ番組」の噺。中学生らしいネタがあまりにもバカバカしく、笑いとともに懐かしさも感じられる。もと相方があまり幸せそうじゃないのでちょっとほろ苦さも残る。
●三遊亭はらしょう『バック・トゥ・ザ・アナログ』
●三遊亭はらしょう『バック・トゥ・ザ・アナログ』
僕はこっちのほうがより面白かった。最近若い人のなかで「写ルンです」とかカセットテープが流行っているけど昔のカセットテープは伸びたり……というノスタルジーネタ。古いメタルテープで重ねて録音すると前の音が消えずに残ってしまう、というあたりがメチャクチャ面白い。
現在はもっとバージョンアップしているけど、以前の録音が、ここで聴けるみたいよ。
現在はもっとバージョンアップしているけど、以前の録音が、ここで聴けるみたいよ。
とにかく多作で、ネットでガンガン公開。
そしてどれも実話ならではのコンテクストの強さと、実話にするっと「見立て」を突っ込むはらしょうさんの批評性が楽しめる。
「ドキュメンタリー落語」ぜひこちらでお試しいただきたい。
月曜日のはらしょう(第13回)。本日の演目は以下の通り。
— 中川原屋 (@Rakugo_DVD) 2017年11月6日
はらしょう「ラジオデイズ」
はらしょう「バッグ・トゥ・ザ・アナログ」 pic.twitter.com/IQOJnrNaEE
お薦めも書いてみました。どうぞ。
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コメント一覧
1. Posted by ますめっど 2018年01月03日 11:42
はらしょうさんは、清水宏氏やぜんじろうさんや松元ヒロさんなんかと共演してお客層を増やして欲しいですね。
2. Posted by 4k
2018年01月03日 17:59
漫談のラインですよね。一方で落語の並びに入ってもそんなに違和感ないし、これという鉄板ネタができれば、いろんなところで活躍できそうです。