『シェアする落語』次回は4/13です。

2015年06月22日

地元に定着するといいな 五代目円楽一門会 亀戸梅屋敷寄席 2015/06/13


久しぶりの亀戸、初めての亀戸梅屋敷。


三遊亭鯛好『粗忽長屋』
三遊亭橘也『千両みかん』

仲入り

三遊亭好の助『掛川宿』
三遊亭楽之介『三年目』 
 亀戸梅屋敷は観光施設なのかな。ちょっとよくわからないんですが。


 高座はものすごくちゃんとしてました。

●三遊亭鯛好『粗忽長屋』
前に一度、四派で深夜で聴いたことがある。ほんとは林家たい平師に弟子入りしたかったとか。入門の時に40歳超えていたので落語協会では入門できず、好楽師の弟子になったとか。

噺のほうは、いまひとつメリハリも個性も感じられず。
あと、会場のせいかへんなエコーがかかって聴こえた。


●三遊亭橘也『千両みかん』
変なエコーはなぜか消滅。これって発声のせいなのかな。
本当は大工調べやりたかったのに鯛好さんがやるというのでー。とと鯛好さんをいじりまくる。ここからすでに面白い。さらに最近の私生活上の事件について、これがますます面白い。まくらからしてテンポがいい。
で、この噺。もうね、素晴らしい。とにかく「追い込まれてパニクってる人」が素敵に面白い橘也さんにこの噺はピッタリ。

橘也さんほんといいです。乗ってます。また聴きたいなあ。


仲入り


●三遊亭好の助『掛川宿』
こういう珍しい噺を掛けてくれるのは大歓迎。調べてみたら元は浪曲らしいですね。ちょっととちりが多かったけど、十分面白かった。
なんというか、噺を選ぶセンスが好き。こういう面白い噺が埋もれちゃうのはもったいないですよ。これからも期待したい。


●三遊亭楽之介『三年目』 
初めて。いいですねえこの方。
まくらはあまりにありきたりで聞き流す感じだが、噺のほうはしっかりさっぱり。実に良い塩梅。これといったくすぐりも入れず、淡々と語るだけなのに心地よい。


円楽一門会には過去二回しか足を運んでいないので、まだまだ聴いていない落語家が多い。こちら亀戸梅屋敷はわずか1,500円で前座なし、2〜4人をじっくり聴ける好企画で、また来ようと思った。土日祝日の14時からという時間帯もいい。

おすすめです。
7月の番組表はこちら

ただ、正直この日の客は多くなかった。こういう会は、地元のお客さんがもっと増えてくるといいなあと思う。
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2015年06月14日09時30分42秒

2015年06月15日00時06分23秒





m_shike at 09:30コメント(2)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2015年06月22日 09:47
楽之介師匠、ワタクシ在住の地域がほぼ地元なのでちょいちょいと見たことがありますね。
2. Posted by 4k    2015年06月28日 09:48
もっと聴いてみたい落語家のひとりです。

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