2014年11月03日

談四楼師の凄みと軽快さを西神田で 2014/11/01


写真がブレブレなのは急いで駆け込んだから。仕事が延びちゃったんですよ。
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立川だん子『寿限無』
立川こはる『転宅』
      (ここから入場)
立川談四楼『目黒のさんま』

仲入り

マグナム小林『バイオリン漫談』
立川談四楼『浜野矩随』 

 

●立川だん子『寿限無』
間に合わず。18時開演の前に出たらしい。寄席スタイル。


●立川こはる『転宅』
最後の1分しか聴けず。でもいい口調だった。あとで常連さんから「去年よりまたうまくなった」との声多数。


●立川談四楼『目黒のさんま』
北澤八幡の独演会のように、時事ネタを絶妙に絡めたコラムのようなまくらでしっかりと客をつかんでからの『目黒のさんま』は、こはるさんが前座だったころに掛けていたものとはだいぶ構成が違っていて、より親切というか、初めて落語を聴く人でも、きちんと笑いどころに入れる。しかも噺のコクはいささかも失われないところがさすがでして。


仲入り


●マグナム小林『バイオリン漫談』
何度見てもこの人の芸はいいですなあ。子どもが「コンビニのドア」「蚊の音」に大喜び。時間があったせいか大正演歌もやってくれた。歌はうまくないけど楽しい。東京節(ぱいのぱいのぱい)の謎かけになっていてこれまた面白い。初めての『暴れん坊将軍』にびっくりしている人たちに「ねー、すごいでしょ?」と心の中で言ってしまう。


●立川談四楼『浜野矩随』
出ました十八番。こはるさんが二ツ目になったときのあかぎ寄席で聴いた時は感動したなあ。

今回も素晴らしい出来だが、笑いをやや多めに挟んで全体としてはやや軽めに、しかし泣かせどころはしっかり泣かせ、エンディングは談四楼師オリジナルのハッピーエンド。お客さんの満足度は最高潮。 
 

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西神田町会のみなさんによる手作り感と 、談四楼師の堂々としかも軽快な語り口が素晴らしい落語空間を作り出していた。いいなあ、こんな寄席がある街に住みたいよなあ。

打上げにも呼んでいただき、これがまた楽しくて、さらに飲みに行って終電を逃し、久しぶりにマンガ喫茶で仮眠してしまいましたとさ。 

m_shike at 21:47コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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