『シェアする落語』次回は7/7です。

2014年09月22日

ほのぼのちょっとマニアック 宇田川寄席 2014/09/14


この会は大好きなんですよ。 こんな小さな会で低料金で、お囃子が生という贅沢さ。
出ている人も好きな人ばっかりで。

なので、前日の『シェアする落語』の片づけが終わってないのに、出かけていったわけです。
image
根多帳をつける正太郎さん。

柳家小太郎『夢の酒』
恩田えり『彦八まつり』

仲入り

三遊亭めぐろ『リンダ』
春風亭正太郎『佐々木政談』





●柳家小太郎『夢の酒』
小太郎さんの落語はいつもVサイン(ダブルピース)から始まるんだけど、大半の客が同調したのには驚いた。
マニアックだ。
で、なんでも器用にこなす小太郎さん。この噺だと、おかみさんのバカ可愛らしさが絶品ですかな。


●恩田えり『彦八まつり』
まず一曲。
彦八まつりの思い出。これ、ここに書けない。面白いけど。
そしてかっぽれで。

ほんとに可愛らしい。面白い。素敵。なんだこの小学生みたいな感想。でも内容書けないからしょうがない。

仲入りで笛も披露、素敵。


仲入り


●三遊亭めぐろ『リンダ』
ミュージシャンの男とその恋人が同棲していて、女の方が結婚を迫る、という噺。
落語的な予定調和に頼り過ぎて、あまり得意なタイプの新作じゃないんだけど、するすると最後まで聴かせてしまう。どこかサラリとしているのがこの人の持ち味なんでしょうな。


●春風亭正太郎『佐々木政談』
これは大ラッキー。正太郎さんが好きになったきっかけがこの噺だから。
利発な四郎吉を見守る佐々木信濃守の視線は前にも増して暖かく、四郎吉君は前にも増してがっちり笑いを稼いでいく。いやあ楽しいですなあ。

まくらの「早朝寄席の不条理」の話も面白かった。根多がつくことを考えると早朝寄席でもトリは面倒なんだなあ。 


終演後は打ち上げに参加。 芸人さんとご通家の会話に耳を傾けるのもこれまた至福。なかにはシェアする落語のお客さんもいらして、お褒めの言葉を頂いたり。

楽しい夜でございました。 

次回は11月9日。 
来年から年一回になるそうだから、行ったほうがいいんじゃないなかと。 

m_shike at 22:30コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
note 話芸(落語・講談・浪曲)×IT・マーケティング
サイト内検索
最新コメント
記事カテゴリ
メッセージ
パートナーブロガー 一覧 | アジャイルメディア・ネットワーク
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計: