2014年09月01日
立ち見出る満員の中にロシア人 新宿末廣亭深夜寄席 2014/08/30
毎度おなじみ深夜寄席。
船橋でぎりぎりまで仕事していたので、入りもギリギリ。
でも桟敷のいいところで聴けました。

林家ぼたん『シンデレラ伝説』(作 三遊亭白鳥)
林家まめ平『権助魚』
柳亭こみち『兵庫舟』
柳家喬の字 『風呂敷』

●林家ぼたん『シンデレラ伝説』(作 三遊亭白鳥)
ロシア語の教材本を持って登場。ここから繰り出されるまくらが面白かった。ロシア語教材の例文の面白いところをつまんで読み上げるという趣向なんだけど、客席になんとロシア人の御嬢さんがいてそれだけで盛り上がっちゃった。
噺のほうは白鳥師ワールドと当方の相性がいまいち。爆笑できる直前で止められる感じなんだよなあ。ぼたんさんなら、もっと自分なりに噺に手を入れちゃったほうがいいんじゃないか。
●林家まめ平『権助魚』
愛嬌持ってキチンと一生懸命やってるのに、あんまり受けない。なんでなのかなあ。何が足らないのかなあ。権助が魚を買うところを省略しちゃったのがいけないのかなあ。あれはあれでいい気がしたんだけど。
●柳亭こみち『兵庫舟』
講釈のパロディがとんでもなく面白い。独自ギャグがこれでもかこれでもかと突っ込まれる。こみちさんのギャグセンス凄いわ。もちろん口調がしっかりしてるからできるわけですが。
●柳家喬の字 『風呂敷』
まくらでこみちさんのエピソードを披露していると「余計なこと言うんじゃないよ」と楽屋からこみちさんが乱入。噺はそんなに派手ではないけど要所でしっかり笑いとってました。
ところでまくらで について触れていたけど、いいのかな。めでたい話なんだし書いていいならこのブログでも書きたいんだけど、なんか公式発表がないから触れにくいんだよねー。
とまあ、そんな深夜寄席でした。
