2014年04月20日
レジリエンスとハッピーラクガキライフ #happyrakugaki
レジリエンス、ってご存知か。
僕はこの番組を見て初めて知った。
“折れない心”の育て方 〜「レジリエンス」を知っていますか?〜 - NHK クローズアップ現代
今、企業や教育界の注目が集まっているのが、心の折れにくさを表す概念として提唱される「レジリエンス」(復元力)。心理学者などの研究が進み、楽観性を持つ人や、過去に挫折から立ち直った経験を多く持つ人ほど、心が折れにくい事が明らかになってきた。 ...
番組の中では、いろんな人にけん玉に取り組んでもらう実験を紹介してた。
“折れない心”の育て方 - NHK クローズアップ現代
最初から「向いてない」とけん玉をすぐにあきらめてしまう被験者の方々を見て「あー俺だ俺だ」と思ったわけ。こういったすぐに諦めてしまった人に聞き取りをしてみると、更なる傾向が明らかになりました。女性「たぶん、こういうの向いていないな。」男性「最初から諦めている。」女性「これは無理だな。」課題に対して最初から無理と決めつけていたり、自分の力を過小評価する傾向があったのです。レジリエンスには、状況に一喜一憂しない感情をコントロールする力や、自分の力を過小評価しない自尊感情が大きく関係する事が分かってきたのです。一方、1時間以上にわたって挑戦を諦めなかった人たちからも、一定の傾向が明らかになりました。課題の失敗を繰り返す中でも、少しずつ成長していると感じている人や、いつかできるだろうという気持ちを持つ人が多くいたのです。自分が成長前進していると感じる事ができる、自己効力感という要素。そして失敗の中でもいつかできると考える楽観性も、レジリエンスには重要な要素である事が分かってきました。
まーね、何やっても下手なんですよ。これが。
で、そういえば、、最近タムカイさんがラクガキ教えてくれるというので、行ってきました『ハッピーラクガキライフ』。
なんでそんなところに顔を出したかというと、ありとあらゆるものが苦手な、その中でも最も苦手なのが「絵を描く」だったから。
最初の課題○△□で描け→「高座返しの前座」を描いた。
○△□しか使っちゃいけないと思っていたから。
どうもそうじゃなかったらしい。隣は「一筆描き」という課題で扇子を描こうとして失敗。
みんなで線の練習をして、見せ合う。
タムカイ先生。ところどころ拙いところもあるけど丁寧な講義ぶり。
丸を描く練習。丸くない。
みんなの「塗り」の品評会。
これを線で表せって、そんな。
感情、でてます?
ラクガキで人を描く方法をレクチャー。
表情をパーツで押さえる。5*5*4で100通りの表情が作れる。
組み合わせてみると、お、いろいろ描ける。
丸が上手く書けないのが残念。
こんな感じ。絵文字感覚ですね。
適当に描いたものに台詞をつけてみる。「おまいさんねぇ」というのがお気に入り。
同じグループの方が描いた二つの顔。これをつないで物語を創れと。おおおお。
とりあえず、胴体と手と、台詞を付けてみる。
おおお、勝手に動き出した。
「万引きを捕まえて激怒したが、貧しくて母が病気だという事で許してやった。
しかしあとでそれが嘘だと分かり、うわぁ」という話だよ。
絵はどうしようもないので、つなぐ線で流れを表現しようとしたけど、あまり大した効果はなく。
でも、展開はしているので、満足。
みんなで発表。
上手だなあ。
いいなあ。
で、当初の話に戻ると、タムカイさんの仰る「ハッピーラクガキライフ」「ハッピー」って、僕にとっては「ラクガキを描いてみせる」ことじゃなくて、「描けないと諦めないで、楽しく描けるように、続けられるように工夫することで「アキラメ」を一個飛ばして、レジリエンスを高めること」なんじゃないかと。
もちろん見せても全然いいし、プレゼンとかコミュニケーションの道具としてはとても有効だし、特に子どもたちと仲良くなるために、ラクガキはいい武器になると思う。けど僕は「ハッピーラクガキライフ→レジリエンス」という図式がしっくりきたのね。ある意味でセラピーみたいなものか。
というわけで、Nexus7にスタイラスペン(100円ショップで買った)で、ひたすら丸を描いたり、表情をつけたりしている今日この頃の通勤電車です。
タムカイさん、ご出席の皆さん、どうもありがとうございました。
ハッピーラクガキライフ|人生をたのしくするラクガキ力講座
ちなみにタムカイさんはシェアする落語の大事なお客さんでもあります。
「シェアする落語」で人生初の生落語、立川こはるという衝撃。 | タムカイズム