2013年12月23日
成長の『道灌』『鼠穴』 なまらく談吉くんと吉笑くんその6 2013/12/22
●立川笑二『出来心(花色木綿)』
いつもの。ふてぶてしいほどの落ち着きは増すばかり。おまけに可愛いと来ている。二ツ目になったら脅威だろうなあ。
●立川談吉『強情灸』
●立川談吉『強情灸』
まくらはいつものぐるぐると話の進まないじれったさ。「ほんとうにねーほんとうですよ。落語は難しい!今日はそれだけメモして帰って下さい」どうでもいいです。
噺に入ると一転、銭湯のまくらから灸を挟んでのやり取りまでスーッと滑らか客はドカンドカン。お見事。
●立川吉笑『カレンダー』
先日のテレビ出演収録の話など、わりとちゃんとまとまったまくら。年末だから掛けてくるかなあと思ったらやはりこの噺。噺に入ると一転、銭湯のまくらから灸を挟んでのやり取りまでスーッと滑らか客はドカンドカン。お見事。
●立川吉笑『カレンダー』
明らかに進化しているし、受けているのだけど、僕はこの噺ほんとに何回も聴いているのでさすがにちょっと飽きたかな。
仲入り
●立川談吉・立川吉笑 トーク
ぐだぐだですなあ。家元の法事の時の服装の話とか。あちこち面白いんだけど、コーナーとしてのまとまりはまるでなし。来年はふたりとも「努力する」そうです。
●立川吉笑『道灌』
ぐだぐだですなあ。家元の法事の時の服装の話とか。あちこち面白いんだけど、コーナーとしてのまとまりはまるでなし。来年はふたりとも「努力する」そうです。
●立川吉笑『道灌』
『粗粗茶』に行くのかなと思ったらあっさり道灌。これがことのほか良かった。
演者としての吉笑さんの良さ、自分のビートでグイグイ噺を前へと進めていくノリの良さがしっかり出ていて客もノリノリ。
僕の大好きな独自のギャグ「……それはなんだかわからないけど多分それじゃない」もパチッと決まって大爆笑。いや、お見事でした。
欲を言えば、このレベルで演れる古典がもう一席あるといいんだけど。
短いので。
●立川談吉『鼠穴』
掛けたねえ。先日のミュージック・テイト談吉100%で掛けたと聴いていたのでここに持ってくるとは。演者としての吉笑さんの良さ、自分のビートでグイグイ噺を前へと進めていくノリの良さがしっかり出ていて客もノリノリ。
僕の大好きな独自のギャグ「……それはなんだかわからないけど多分それじゃない」もパチッと決まって大爆笑。いや、お見事でした。
欲を言えば、このレベルで演れる古典がもう一席あるといいんだけど。
短いので。
●立川談吉『鼠穴』
あまりまくらを振らずにすっと噺へ。
しっかりと人物を描きながら談吉リズムは失うことなく 、地も落ち着いた語りで(ちょっととちったけど)、最後の最後まで安心して没頭することができた。
あの伝説の二ツ目昇進披露の会を聴いてしまったので、談吉さんの鼠穴は真打になるまで聴かないつもりだったんだけど、そんなこと選べるはずもなく。
でもよかった。明らかに成長しているもの。あの日はほんとアップアップで、それだけに全身火の玉になって噺と格闘していた談吉さんの姿に感動したんだけど、この日はしっかりと噺を手なずけて、僅かながらも余裕を感じさせるところまであった。
これでいいと思う。このままいけば。
やはりこの二人からは目が離せない。
でも、トークはそろそろなんとかしたほうがいいと思うよ。
●そして、それぞれの独演会。もうすぐ開催! まだチケットあるみたいよ。
こっちは12/25独演会
こっちは12/28独演会『談吉百席』
ぜひどうぞ!








