2013年12月21日

くま八初登場 新宿末廣亭深夜寄席 2014/12/14


浅草東洋館を未練たっぷりあとにして。つくばエクスプレス・新宿線と乗り継いで、新宿末廣亭へ。
三笑亭夢吉『強情灸』
山遊亭くま八『大安売り』
春風亭笑松『七度狐』
瀧川鯉八『やぶのなか』
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シェアする落語 第5回 瀧川鯉八』のチラシが!
鯉八さん。ありがとうございます。おかげで直後に予約貰いましたよ。
【開催決定】シェアする落語 第5回 瀧川鯉八 2014/02/15(土) :裏[4k](ura_shike)落語・酒・デジタル など




なぜか二階席が開いていた。なんとan-anの取材で撮影していたんだそうで。

●三笑亭夢吉『強情灸』
並の真打じゃこの人には勝てないですね。この日も絶好調。技術と愛嬌。申し分なし。いつも珍しい噺を持ってきてくれるけどこの日はスタンダードナンバーをノリノリで楽しませてくれました。


●山遊亭くま八『大安売り』
深夜寄席初登場。前も書いたけど落語協会だと初登場の時はトリ。芸協は違う。
経歴が面白い。最初は立川流を除名になった快楽亭ブラックに弟子入りして「快楽亭正日(ジョンイル)」改名して「快楽亭ブラ淋」2年で破門されて。山遊亭金太郎師匠のところに再入門したんだと。
まくらは最初面白かったんだけど本人言うようにどんどん尻すぼみに。噺はだいぶとちってたけど、口調になんか江戸っぽい魅力があってちょっと期待したいなと。


●春風亭笑松『七度狐』
ドラマで落語指導をした噺など。全体的に平板で、これといった特長が見えないのが辛い。
ところでこの噺、例によって上方からの移植なんですけど、主人公が喜八と清六(江戸の八と 熊にあたる)のままなんですな。「まるで弥次喜多じゃねえか」なんて台詞があって興味深い。

●瀧川鯉八『やぶのなか』
冒頭「次回のアンアンの特集は『鯉八に抱かれる十の法則』です。着物を脱いだ私が登場します」。これだけでドッカーンとウケた。さらに郷土鹿児島の『じゃんけん数え歌』これも客のウケ方が半端ない。噺のほうは噛むところがやや多かったが、延々と語られながら決してかみ合わない内心が爆笑を引き起こす。


それにしてもanan 楽しみですね。
良い入りの日に取材でよかった。



m_shike at 18:48コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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