2013年10月06日
長閑な日曜昼下がりの凄い落語 立川談笑一門弟子勉強会 2013/09/30

●立川吉笑『どろ泥』
不調→復調から成長路線へ軌道に乗っている感じがまくらからも感じられる。話題は来ない人のこと・あまちゃんロスなどが以前よりずっと安定している。
ネタおろしの新作は吉笑さんお得意の数学的・論理的な展開がむき出しにならず、古典落語的な噺の展開と程よくミックスされた擬古典で大変結構。どんどん泥棒が増殖していく感じがとてもいい。何となく岡本喜八みないな雰囲気もある。
ここでも語りが以前よりずっと安定しているので聴きやすい。稽古しているのかな。
更に煮詰めてほしい。
●立川笑二『花筏』
とにかくまくらの「沖縄の闘牛」の話から、笑いの量が半端ではない。しかしデートで行くかね闘牛。
ふてぶてしいほどの安定感。独自のギャグの発想とそれを挟んでくるタイミング絶妙。素晴らしい。
仲入
●立川笑二『雑排』
まくらはお囃子の太鼓の話など、きっちり受けを取ってから噺へ。同じこと何回も書くの嫌なんですが、安定していて独創的でその独創性が鼻につかず、ゲラゲラ笑える。噺も順調に増やしているし、増やした話がみんな凄いんたよな。
●立川吉笑『カレンダー』
久しぶりにこの噺。一つの島の中で全員が同じカレンダーを使っているという、かなり不自然なシチュエーションを語りの力で乗り切れるあたり力量の進歩がしっかり感じられる。
噺も細かいところがさらにチューニングされてより聴きやすくなった。僕はニコニコ聴いていたが、初めて聞いたと思われる客はグイグイ引き込まれながら爆笑しているのがいい感じで。
それにしても、この凄い才能を持った二人のところに転がり込んだ弟弟子の笑笑さんてどんなひとなんだろうね。









