2012年05月31日

第11回あかぎ寄席(吉笑・松之丞・A太郎・鯉津) 2012/05/27 #rakugo #落語


あかぎ寄席、2回目。

前回の記事はこちら
アットホームな地域寄席 第9回あかぎ寄席(2012/03/25) 

今回も神楽坂・赤城神社はいい天気。境内ではマルシェ。
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今日の目当てはもちろん吉笑さん。

瀧川鯉津『転失気』
昔昔亭A太郎『粗忽長屋』
中入り
神田松之丞『寛政力士伝 雷電初土俵』
立川吉笑『台本問題』


●瀧川鯉津『転失気』
声が大きいのは前座としてとてもいい。が、会場が狭いので正直ノイジーに感じたことも。いや、前座なんだからこれで良しとせねば。口跡も悪くないので今後期待。

●昔昔亭A太郎『粗忽長屋』
二回目。やはり今回も流れるように語ってはいるのだけど、人物の演じ分けが甘くて、いまひとつ好きになれない。受けてましたけどね。

中入り

●神田松之丞『寛政力士伝 雷電初土俵』
前回の全編ちょっとひねくれた感じの新作に比べて、今回はこれぞ「若さ溢れる講談」とも呼びたい迫力ある修羅場。
合間に入る相撲客の会話の中に「独自のひねくれ感」もうまく挟み込まれて非常によかったです。最後、張り扇を落としてしまい、釈台を手で叩いていました。

●立川吉笑『台本問題』
家庭教師の経験を語るまくらから、高円寺の勉強会に続いて「これは落語ではないんですが」とこの噺へ。また微妙にブラッシュアップされていて、僕と若い客は結構受けていたけど、
だそうです。ははは。
さてこの先『台本問題』は落語になるのか、ひとりコントのままなのか、またひとつ吉笑さんに注目したくなるポイントが増えた。

相変わらず不思議なつくりの客席も、また面白いあかぎ寄席、
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(畳の部分、お客は座れない「舞台」なのだ)

次回、僕好みの素晴らしい顔付けなので必ず参戦します。宣言します。
[落語会情報]第12回あかぎ寄席(A太郎・宮治・談吉・味千代)2012/06/30(土) #rakugo #落語:裏[4k]

第11回あかぎ寄席御礼〜出演者より〜 | あかぎ寄席

m_shike at 22:03コメント(0)トラックバック(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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