2012年04月15日
自切俳人のゴールデン・アルバム
偶然、アマゾンでこのアルバムがMP3販売されているのを見て簡単なメモ。

自切俳人は北山修の変名である。この名前でオールナイトニッポンにも出ていた。
個人的には、日本のナンセンスの最高到達地点とみる。
1. ゴールデン・アルバムのテーマ
6. 美女に捧げるおやすみのバラード
生存証明 さいたまんぞう
いきなり頭をガツンとやられるナンセンス。
2. マイ・ソング
心を込めて歌われるバラード。ただし音痴。「教えてーほしいよーおんちのーどこがわいー」と音程狂わせながら歌い上げその後ろでクールファイブみたいなコーラスが「顔が悪いい〜」そしてサックスソロも音痴なフレージング。
3. 青春時代
ま、これはいいや。
4. 涙の北海盆唄
クラッシックと民謡の融合にして「号泣しながら歌う」というナンセンス。
5. 孤独のマラソン・ランナー
これもいいや、いやいい曲だけど。
6. 美女に捧げるおやすみのバラード
信じてもらえないかもしれない。本当のことなんだけど、歌っているうちに歌手が寝ます。志ん生もびっくり。
7. 息もつかずに
ロックンロールをタイトル通りに歌う。つまりノーブレス。
8. ハエ ハエ ハエ
後年森高の名曲につながった、のかもしれない。
9. 母恋岬
たぶん最後まで聞いた人の半分くらい怒る。それくらいナンセンス。ピアノがサティっぽいが、途中から演歌になる。
10. 世界は君のもの
個人的にはベスト。ロックンロールと体操の融合でギターソロが無駄にかっこいい。
11. 出家とその弟子
杉田二郎とコント。杉田が笑い出して歌えなくなる。これも凄まじいナンセンス。一応この二人『戦争を知らない子供たち』のコンビですよね。
12. スター誕生
ま、まとめたかったんですね。
高石ともやの番組で自切が出演してこのアルバムが紹介、高石が完全に呆れるというシーンを確か小学生のころにラジオで聞いて衝撃を受け、それ以来ずっと探していた。
30歳代後半になって、ヤフオクでアナログを入手、その直後CD化されたけどまったく悔やんではいない。
自分でMP3作ったので、端々にスクラッチノイズが入っていて、いいもんですよ。
以上メモでした。ご興味ある方は(ほとんどいないと思いますが)1曲目を視聴してみてください。
あと、この手が好きな人は、さいたまんぞうの大ヒット『なぜか埼玉』のB面『埼玉いろはづくし』も聴いてみてください。
あと、この手が好きな人は、さいたまんぞうの大ヒット『なぜか埼玉』のB面『埼玉いろはづくし』も聴いてみてください。
