2011年03月07日
福山官房副長官と下村審議官に対するインターネットを活用した政府広報に関する有識者会合 に行ってきた。
カンフルブログ(http://bit.ly/cxYzP8)が昨日で開設100日を迎えたのを機に、「ネタフル」(http://netafull.net/)や「みたいもん!」(http://bit.ly/bPSyca)等の仕掛け人の方々にお集まり頂き、福山官房副長官と意見交換会。
別に有識者でもないのに出席させていただきました。
なぜかというと。

首相官邸 ぶら下がり取材の線 posted by (C)[4k]shike
内閣官房の中に、前に仕事でお世話になった方がいて、ブログを含めたソーシャルメディアの使い方についてブロガーの意見が聞きたいとの話をいただいたので、意見交換会の企画についてアドバイスさせていただいたところ、出席してほしいとのご要請をいただいたから。
いや、裏方のつもりだったんですが。
まあそれはともかく、ブログマーケティング・ブロガーリレーションズの専門家(最近その手の仕事してませんけど)として、何かお役に立てるかもしれないし、せっかくの機会ということで参加させていただいた。ブロガーとしてはまったくの泡沫なんですけどね。
同席は藤澤久美さん・コグレさん・いしたにさん。内閣官房からは福山哲郎官房副長官と下村健一審議官。
「下村健一」公式ウェブサイト −ケンボーの走り書き
より多くの国民の興味関心を喚起していく上で、行政が情報公開・情報収集のためにネット、それもブログのようなカンバセーショナル・メディアを展開していくのは大賛成。公式ウエブサイトでは難しい継続的で親近感あるコミュニケーションが可能だからだ。
特に最近、政局ばかりが目立ってしまうなかで、元TBSの凄腕キャスターで市民メディアの専門家である下村健一氏を審議官に迎えて、ブログと動画で首相と内閣官房内の動き・思い・ちょっとしたエピソードなどを直接国民に向けて発信し続ける。
これが価値ある活動であることは間違いない。
菅直人内閣総理大臣 - 首相官邸ブログ(KAN-FULL BLOG)
しかし残念ながら、その注目率は余り高くない。
記事にははてなブックマークのボタンがついているが、押されることがほとんどない。
(ま、はてブでいいのか、と言う議論はあるが)
ブログがダメと言うことではなく、使い方の問題が大きいと思われる。たとえば現在のデザインでは「誰がその話をしているのか」分かりにくい。
「誰か」が何かを「語って」こそのカンバセーショナル・メディア=ブログである。
「誰か」がはっきりしないのなら普通のウエブサイトでいいはずなのだ。
と言った視点から、意見をいくつか申し上げた。
他のブロガー各位はもっとレベルの高い実践的な発言をしていた。
よりレベルの高い「カンバセーショナルメディアの使い方」について、その道の達人に意見を聞くというのは、確かにいいアイディアだったと実感した。
というわけで、今後の展開、具体的なアクションに期待しております。
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1. 首相官邸の活動を支持します [ 裏[4k] ] 2011年03月14日 04:45
先日お伺いした首相官邸を、こんな形でテレビで何度も見ることになるとは。
内閣官房のネット発信については確かにさまざまな課題がある。
こちらで分かるものは指摘してきたし、 ...