2010年11月02日
NISSAN New Mobility CONCEPT
先日、日産リーフの試乗とEVによる都市デザインのワークショップに参加して、すっかりわくわくして帰ってきた僕に、今度は新しいEVを発表するからとお招きが。
日産自動車は11月1日、新しい電気自動車(EV)のコンセプトカー『NISSAN New Mobility CONCEPT』を公開した。
コンセプトカーは、高齢者や単身者世帯の増加といった社会背景や、乗用車の近距離移動・少人数乗車の使用実態に着目し、持続可能で効率的、使い勝手のよい移動手段の提案を具現化したもの。
ニュー・モビリティ・コンセプトは、超小型で扱いやすく、従来の自動車にはないセグメントを想定した新しいタイプのモビリティ。
同社では、このコンセプトモデルを「ITサポートを通じ公共交通機関とEVを結びつけることによる効率的で利便性の高い公共交通サービス『シームレス・モビリティサービス』」での活用や、朝晩は個人の通勤用車両、昼間は社用車として利用する「2モードEVカーシェアリング」としての利用について検討していく。
日産、超小型EVコンセプトを発表 | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
こんな感じのクルマです。

可愛いやね。
縦に二つシートを並べた二人乗り。一見狭く見えるが横からの圧迫がないので見た目より楽だという。

社会の変化が急激過ぎてちょっとびっくりしてしまうことの多い今日この頃、何より昔と変わったのが単身者の増加。そしてどんどん進行する高齢化。
乗用車の平均乗員数は1.6人だという。
気がつくと我が家の日産ノートも3人以上乗るのは年に数回。
これから馬齢を重ねれば、僕の下手な運転はさらに下手になるはずで、ならばクルマもサイズダウンさせたほうが安全ではある。
もうひとつは、道の狭さ。
僕の住んでいる街は、東京近郊でありながらとにかく道が悪い。
いつまでたっても拡幅されない細い道に、小学生が毎朝通る横で道幅いっぱい使ってクルマがすれ違う。
とても危険で一方通行にすべきだと思うけど、どういう事情か知らないけどそのままになっっている。そこにまた路駐するバカがいたりする。
なーんてことを考えると、果たして5人乗りファミリーカーを自宅近くにおいておくことが、ほんとに必要なのかな、って気もしてくる。
EVの持つさまざまな可能性、ゼロ・エネミッション社会の未来については、さいたま市のイベントでずいぶん考えてきたけど、クルマのサイズについてはほとんど検討しなかった。
今回このNew Mobility CONCEPTを拝見して、そうかこっちの角度(サイズ)から街はデザインし直せるんだな、と思った次第。カーシェアリングや鉄道との連携など、クルマが小さくなることで今までと全然違う都市の形が見えてくるかもしれない。
たとえば、このサイズのクルマで一般道からPAの裏まで行って駐車、徒歩でPAに入ってカーシェアリングのクルマに乗り換えて、ロングドライブする、みたいな。
もちろん、その未来像はまだちっとも明確じゃないけれど、こういうイマジネーションをかき立てられるクルマが必要な時期に来ているってことなんだろう。
まあ能書きはこれくらいにして、ちょっと走っているところなど。
だいたい室内で走れるのがすごいのだけど。
EV特有の静かさがなんともいえない。当たり前だが排気ガスもない。
まあ、リーフに感動したのはEVならではの加速感で、これは運転してみてわかったこと。
このクルマも機会があれば自分でハンドルを握ってみたいものだ。

なんかこう「よっ!」って手を上げているように見えませんか。
縦に二つシートを並べた二人乗り。一見狭く見えるが横からの圧迫がないので見た目より楽だという。

社会の変化が急激過ぎてちょっとびっくりしてしまうことの多い今日この頃、何より昔と変わったのが単身者の増加。そしてどんどん進行する高齢化。
これからの日本は、「世帯の変革期」にあります。世帯の総数、1世帯あたりの人員、世帯の形態と分布、全てが大きく変化しています。国勢調査の推計によれば、2007年、標準世帯と呼ばれる[夫婦+子]の世帯数を[単独世帯]が抜くことになります。また[夫婦のみ]世帯も増加を続けています。
世帯が変わる 世界が変わる 多世帯社会 博報堂生活総合研究所 | 発刊物のご紹介|生活動力2007
乗用車の平均乗員数は1.6人だという。
気がつくと我が家の日産ノートも3人以上乗るのは年に数回。
これから馬齢を重ねれば、僕の下手な運転はさらに下手になるはずで、ならばクルマもサイズダウンさせたほうが安全ではある。
もうひとつは、道の狭さ。
僕の住んでいる街は、東京近郊でありながらとにかく道が悪い。
いつまでたっても拡幅されない細い道に、小学生が毎朝通る横で道幅いっぱい使ってクルマがすれ違う。
とても危険で一方通行にすべきだと思うけど、どういう事情か知らないけどそのままになっっている。そこにまた路駐するバカがいたりする。
なーんてことを考えると、果たして5人乗りファミリーカーを自宅近くにおいておくことが、ほんとに必要なのかな、って気もしてくる。
EVの持つさまざまな可能性、ゼロ・エネミッション社会の未来については、さいたま市のイベントでずいぶん考えてきたけど、クルマのサイズについてはほとんど検討しなかった。
今回このNew Mobility CONCEPTを拝見して、そうかこっちの角度(サイズ)から街はデザインし直せるんだな、と思った次第。カーシェアリングや鉄道との連携など、クルマが小さくなることで今までと全然違う都市の形が見えてくるかもしれない。
たとえば、このサイズのクルマで一般道からPAの裏まで行って駐車、徒歩でPAに入ってカーシェアリングのクルマに乗り換えて、ロングドライブする、みたいな。
もちろん、その未来像はまだちっとも明確じゃないけれど、こういうイマジネーションをかき立てられるクルマが必要な時期に来ているってことなんだろう。
まあ能書きはこれくらいにして、ちょっと走っているところなど。
だいたい室内で走れるのがすごいのだけど。
EV特有の静かさがなんともいえない。当たり前だが排気ガスもない。
まあ、リーフに感動したのはEVならではの加速感で、これは運転してみてわかったこと。
このクルマも機会があれば自分でハンドルを握ってみたいものだ。

なんかこう「よっ!」って手を上げているように見えませんか。
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1. 日産の二人乗りEV! NISSAN New Mobility Concept [ [の] のまのしわざ ] 2010年11月02日 16:23
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