2010年07月19日
ヤマハ発動機 電動スクーターEC-03発表会
実はふだん乗りのスクーターが前から欲しいと思っている。
近所のフィットネスクラブやちょっとした買い物でクルマに乗るのはっきり言って無駄だ。別に楽しいドライブでもないし、人間一人動かすのに何であんな大きなものを動かさないといけないのか(雨なら仕方ないけど)。
近所の移動はスクーターで十分なはず。自転車もいいけど、坂を上るのがどうしても面倒。
というわけでスクーター欲しいなと思っていたら、ヤマハ発動機様のご厚意により電動バイク「EC-03」の記者会見と体験試乗会にご招待いただいた。

電動バイク | ヤマハ発動機株式会社

EC-03 ブラウン

柳弘之社長のプレゼン
柳弘之社長によるプレゼンの中で、最も重要なのはこのチャート

スマートパワー電動二輪車はどんどん進化する
これは今後ヤマハ発動機が電動二輪車のバリエーションを増やしていくことを示している。
今回発表のEC-03はその原点ともなるモデルだということで、これがいけてなかったら周りも納得しないわけだよね。
というわけで、満を持してEC-03が登場。

EC-03登場
続いて執行役員 小林正典氏による商品紹介。

執行役員 小林正典氏
やっぱり目を引くのはバッテリー。かなり大きい。

リチウムイオンバッテリー
一方でエンジンと変速機とブレーキの機能を持つパワーユニットはいかにもコンパクト

超薄型パワーユニット

後輪のパワーユニット
さて実際の乗り心地はどうか。

試乗風景
率直に言って、ものすごく楽です。
アクセルがこちらの意図をきちんと汲み取って、最適なペースで加減速してくれる。ちょっと気味が悪いくらい自在。特にパワーモードに切り替えたときの加速感は、すーっと滑っていくような心地よい爽快さがある。「今頑張ってエンジン動かしてますよー」というような音も振動もない。これとは楽しい。
二輪車特有の油の臭いがまるでしない。油で服が汚れることもないだろう。このあたりもポイント高い。

EC-03カゴつき
カゴはもう少しおしゃれなのが欲しいかな。
メーカー希望価格は24万。その後のランニングコストと、わざわざガソリンスタンドに行かなくてもいい、なんてことを考えると、結構お得な気がする。
うーむ。欲しい。
だ・け・ど。
ものすごく欲しくなってしまったのだけど、残念ながら僕は買えない。マンション住まいで充電用コンセントの用意ができないからだ。


充電用プラグ
ただ全長1565m車体重量56kgと非常に軽く取り回しが楽で、そこそこの大きさがあるエレベーターなら十分載せられる。それに油汚れがつきにくいので、お宅の構造によっては玄関の中に入れちまうという手はあるかと。うちは無理なんだよなあ。
とりあえず、このマシンで公道を走ってみたいです。近所を。
