2009年06月23日
One of Love
Poken Japanのご招待で「One of Love Kick off EVENT 夏木マリ・斉藤ノブ」のスペシャルギグを観てまいりました。

ゲストは仲井戸CHABO麗一に夏木マリのバンド「ジビエ・ド・マリ」のギタリストichiro。
One of Loveとは、バラの販売を通じて発展途上国の子どもたちをサポートするプロジェクト。寄付金つきのバラ販売から開始して、ゆくゆくはアフリカでのバラ園経営による雇用促進まで目指すとのこと。今回は、このプロジェクトをはじめるに当たってのイベント。
夫婦が一つのプロジェクトにライフワークとして取り組むなんて、それだけで素敵なのに。ましてやこのふたりですから。かっこいい。素朴にそう思います。

仲井戸麗一が、夏木マリからこの話を貰って、しばらく逡巡していたというのもいかにも彼らしくていい話。「自分の周りの人間も助けられないのにそんなことしていいのかなって。でも、やることにしました」。
ライブはもちろん最高でした。チャボがジェリー・ガルシアに捧げた『ガルシアの風』そして『Hold On I'm Coming』良かったなあ。
なお28日まで六本木・未来画廊でこのプロジェクト写真展やってます。おそらく6×6の銀塩で撮影されたエチオピア・バングラディシュの子どもたちとの瞳が美しい。六本木にお寄りの際はぜひ。
“One of Love session” KEIBUN MIYAMOTO 写真展 | 未来画廊
お土産に一輪いただいたバラの美しいこと。

近日中にWebでも販売されるそうです。
なおPOKENはスポンサーとして、One of LoveオリジナルPOKENを販売。10%がこのプロジェクトに寄付されるそうです。
[ポーケン / Poken] - One of Love

少しずつでもいいから、息の長いプロジェクトとして続いていくことを願いたいと思います。音楽が世界を変えるか変えないかなんてあれこれ言うより、とりあえず心の動くままに歌い奏でるところから始めないと、ほんとに気持ちよくはなれないんじゃないか、と。
「薔薇がなくちゃ 生きていけない」(ムーンライダーズ『Kのトランク』)
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