2009年05月10日

忌野清志郎 青山ロックンロールショー 後編


前編から読んで欲しいぜ。

用事が終わったあとmixiのコミュニティにアクセスして、まだショーが終わっていないことを確認した上で、とりあえずビールを買って地下鉄に乗ったのさ。
さっきみたいな壮大なスケールの列があったらアルコールでも入れなきゃやってられねえせ。
もちろんキリンだぜ。ラガーはなかったけどな。うまいぜー!



9時半くらいだったかなあ。乃木坂に着いたら、どうやら会場外の列は全てなくなっていた。それでもファンは次々とライブ会場に入っていくんだ。俺はとりあえず一本目の缶ビールをその場で飲み干してしまったよ。行儀のいい俺としては、さすがに中じゃ飲みにくかったからね。

青山ロックンロールショー会場


中に入るとカードを渡された。普通に葬式なんかで使うヤツだ。去年親父の葬式で使ったぜ。今日は青山ロックンロールショーなのになんだか変だがしかたがない。裏にメッセージを書けというから「自由の意味を教えてくれてありがとう」とかなんとか書いて受付に持って行ったよ。青くせえぜまったく。

090509aoyama_card1090509aoyama_card2


こんなカードをくれたぜ。さすがはボス、ネクタイしててもかっこいいね。

それから小一時間くらい並んだかなあ。

ウサギと看板と参列

行列を仕切るスタッフの手際と心遣い、来場者への感謝の言葉と場内の案内それに注意事項などを、客に対して行列に対して途切れることなくメッセージし続ける司会の女性、客が持ってきた贈り物の受付には『ファンからの贈り物』をかけるなど、文句のつけようのない対応に俺は唸ったね。やはりボスの一味はひと味違うぜ。

ファンからのおくりもの受付所
持ってきたピンクのバラはここに預けたぜ。

とはいえ、並ぶほうも昼間6時間並んだ人がいたらしい。どいつもこいつもイイヤツばっかりだが、身体のほうが心配になるぜ。ともかく、お疲れ。

ジンライムのようなお月様
ふと夜空を見れば、ジンライムのようなお月様。

でかいウサギ人形(ヒトハタウサギというらしい)、曲は『デイドリーム・ビリーバー』。
並んでいるファンは手拍子したりヒューヒュー言ったり。
まったくイカした夜なのさ。



祭壇

ボスの前にお花を置かせてもらったよ。自転車・ギター2本・小さいドラムセット、見ているだけで涙がでちゃうけど、足元は紙吹雪だらけで、BGMはイカしたロックンロールなのさ。

月にウサギにカンバン

こんないかれたショーはもう二度とないだろうな。残念なこったが。

上を向いて帰ったよ。

あとはテキトーに写真でも見てくれ。
(フォト蔵アルバムへのリンク)

ちなみに文体はこの本をお手本にさせてもらったつもりなんだけど、あんまりうまくいかなかったぜ。
忌野旅日記 (新潮文庫 い 42-1)
忌野 清志郎
新潮社
1993-05-01




m_shike at 22:40コメント(2)会合・イベント | 音楽 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by アキユキ   2009年05月11日 03:52
> 文句のつけようのない対応
ボスとそのヒトたちとがどうつきあってたのかを感じるぜベイベー。梅津の手紙はもう読んだかい?
http://www.k3.dion.ne.jp/~u-shi/090503.html
2. Posted by 4k    2009年05月11日 12:47
おーアキユキのダンナお久しぶり。

ドクトルの手紙一度読んだけど、もう一回読んでやっぱり感銘したぜ。

ちなみに『忌野旅日記』によると、彼は大の甲殻類嫌いで、なのにキヨシのいたずらでステージ上でゴムひもにぶら下げたカニを目の前につるされて、楽屋まで走って帰って戻ってこなかったらしいぜ。

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