落語コンテンツ
2022年08月22日
作家:立川談四楼師匠、久しぶりの短編集。
独演会で購入し、アマゾンのサイトに拙文レビュー載せました。
名人芸の短編集いままでの「落語家」という「とんでもない人たち」が主役だった作品群から趣向を変えて、「ふつうの人」である小料理屋の大女将と若女将、店の常連たちが活躍する短編集。常連のひとりであるアマチュア落語家(山遊亭海彦の弟子!)が、自分の「本職」を生かして、店に持ち込まれた難事件に立ち向かう。この仕立てが素晴らしく、すぐに馴染めてしまうので、あとは彼らのセリフに耳を傾けていれば、それだけで楽しい。過剰なドキドキ・ハラハラはないけれど、謎解きの楽しみもあれば、高齢化社会・外国人労働者・2つの大震災といった時事・世相も織り込まれて、「人情物」の味わいを深めている。この語り口は名人芸。ゆったりと豊かな時間を、ぜひ。読後の一杯も、おつです。あ、続編にも期待しております。
ぜひ。
ちなみに作中、先代三遊亭圓歌へのオマージュを感じる台詞が一箇所ありました。マニアは探してみてください。
ちなみに作中、先代三遊亭圓歌へのオマージュを感じる台詞が一箇所ありました。マニアは探してみてください。
立川談四楼@Dgoutokuji
【恋文横丁 八祥亭】念願の発売日です。小学館文庫書き下ろし・616円(税込) 2年半、落語の仕事を失いました。書籍で取り戻そうとの試みです。薄利多売を目指します。ポチるのも嬉しいのですが、できれば書店でお求めください。本の実績にな… https://t.co/3pdWHoP9C8
2022/08/05 12:56:50
2022年01月23日
stand.fm (スタンドエフエム) しってる?
普通の個人から有名人まで、手軽に音声配信ができるアプリ(サービス)。
ポッドキャストの進化版みたいなものかな。なかなかに便利です。
わん丈さんはタレント枠で毎週水曜日に配信していて、今回はこの番組の公開収録。
朝10時スタートにびびったけど、結局駆けつけた。

三遊亭 わん丈@sanyuteiwanjo
【明日!スマホ持参の方限定会】
2022/01/15 11:51:15
1/16(日)
https://t.co/gXQ3vSSPlK「わん丈のサンドラ煩悩」公開収録+わん丈落語
トークゲスト:春風亭一蔵
江戸東京博物館 小ホール
開演10時
前売500円※アプリ… https://t.co/RvWTbqxN13
会場 : 江戸東京博物館小ホール続きを読む
三遊亭わん丈+stand.fmスタッフ+E&W坂田 トーク(stand.fmの使い方について)
三遊亭わん丈+春風亭一蔵+E&W坂田 煩悩トーク
三遊亭わん丈『時そば』
木戸銭 無料(stand fm利用が条件)
2021年09月12日
2020年09月13日
これはね。マニア向けではありますが、分かる人にとっては宝の山です。
この觀翁先生が所有されていた貴重な音源がYouTubeに公開されているのですよ。続きを読む小山 觀翁(小山 観翁、こやま かんおう、1929年(昭和4年)8月8日 - 2015年(平成27年)3月30日)は、日本の古典芸能評論家。学習院大学国劇部創立メンバー。伝統歌舞伎懇話会会長、江戸勘亭流書道家元、国立劇場講師、日本演劇興行協会理事、松竹顧問。宗家神崎流理事(神崎秀扇)。本名は小山昭元(こやま てるもと)。歌舞伎座や国立劇場などにおいて歌舞伎と文楽のイヤホンガイド導入の中心的人物として著名。
2020年08月12日
便利な世の中になりましたね。
僕の大好きな三遊亭圓橘師匠の高座が、アマゾン・プライムビデオで楽しめる。
『稲川』は圓橘師匠お得意ネタの一つで、真打昇進披露でもよく掛けられている。「客を大事にしろよ」というメッセージなのかもしれない。三遊亭圓橘「稲川」〜三遊亭朝橘 真打昇進披露親子会2017年弟子の朝橘(橘也改め)の真打昇進披露公演で披露した力士の出世物語「稲川」。2017年6月29日日本橋劇場にて収録。
僕が初めて圓橘師匠を聴いたのも、三遊亭萬橘真打昇進披露の『稲川』だった。
しっかりと抑制が効いた本物の芸でありながら、初心者の耳にも深い喜びをくれる三遊亭圓橘師匠の落語を、ぜひご堪能いただきたい。
今日時点で324円ですよ。
『シェアする落語』で大活躍していただいた、弟子の三遊亭朝橘師匠もおすすめ。
2019年12月01日
TOKYO FM | 2019/11/26/火 26:00- ON THE PLANET メインパーソナリティはもちろん玉川太福さん。この日のゲストは三遊亭萬橘師匠。
さまざま楽しいおしゃべりの最後に、萬橘師がとても素敵なコメントをしていたので、メモしておく。タイムフリーもそろそろ聞けなくなるので。
なるほどなあと思う。「自分ができる」ことと「やりたいこと」が乖離している哀しみ。その哀しみが芸人の色気につながるような気はするの。このあたり、よくよく考え続けたい。ただ大衆的でありつづけたい。要するに自分ができることだけやっているのではなく、「やりたいこと」が自分のバックボーンにありながら「自分ができること」をやっていく。大衆的、つまり難しいことは言わない芸人になりたい。
哀しさがあったほうがいいんで、「こっちを追求したい」「こういうことができる芸人になりたい」という気持ちは抱えたまま、諦めないままで、「できること」でお客様と接していく。ということですかね。
2019年11月10日

(真打昇進披露パーティより)
豪快にして軽快!!そしてしっかり突き刺さる珠玉のエピソードたち
その鮮やかな東京言葉と軽快な語り口で人気の若手落語家・柳亭小痴楽。
自らの真打昇進とともに解散した二ツ目落語家ユニット『成金』のリーダーであり、『落語DEEPER』などテレビ・ラジオでの活躍も目覚ましい。
山ほど面白いエピソードを抱えていることはよく知っていたので期待して読んだ初のエッセイ集。
びっくりした。
期待を、遥かに超えていた。おそらく原稿用紙で数枚程度の文字数しかない、冒頭の家出に関するエピソード『青春夜明け前』で、泣いた。もうボロボロ泣いた。まだ11ページなのに。その後は、まあ笑った。笑った笑った!!ページをめくるたびに、ニヤリ・ニヤリ・ぶはははは。息も苦しいほどの大爆笑。63ページでまた泣いたけど。豪放磊落な父・五代目柳亭痴楽と、その痴楽を上回る豪快な母、そして兄との奇妙キテレツな家族エピソードの数々は、そのひとつひとつが強烈な輝きをもって読者の心に突き刺さってくる。古今亭志ん朝・桂歌丸など、落語界の大御所たちが登場するシーンも、逸話としてとても貴重で、しかもとびっきり面白い。無駄な修飾がまったくなく、ひたすら軽妙でテンポよく語る文体は、まさに著者・柳亭小痴楽の落語そのもの。一冊の本が、最初から最後まで躍動している。ここまで、人の心を心地よく揺さぶり続ける本はめったにあるものではない。ただ、一言だけ言っておくと、柳亭小痴楽の落語は、この本より面白い。そして、こんな面白い本を書くことができる柳亭小痴楽の落語は、これからもっと面白くなるのだ。まずご一読いただいた上で、ぜひ生で小痴楽師匠の落語に触れていただきたい。いや、読めば必ず聴きたくなると思うけどね。
2019年08月22日
なるほど、謎が一つ解けたわ。
非常に面白い記事。
続きを読む文菊 ああ、敢えて言うなら、「間を取る」ことがそうかもしれませんね。高座で噺家がやっているのは、お客さんとのエネルギーのやりとりなんです。野村 お客さんを話に引き込んだり、あるいは離したりということですか?文菊 ええ、自分とお客さんの持っているエネルギーがどのあたりにあるのかという感覚ですね。
前座(寄席で一番前に高座に上がり、10分ほどの落語をする噺家の階級)の頃なんてのは、噺家は自分をただ「音声を発する物体」としか認識できないわけですよ。つまり自分の発しているエネルギーしか分からない。
でも二ツ目(寄席で二番目に高座へ上がる階級)になると、お客さんのエネルギーを感じとっていく。すると最初はお客さんにいろんな「投げかけ」をして噺に引き込もうとするわけですね。どんどん「押し」て笑わせるようなことです。
それで成功する人もいるんですが、なかなか押すだけではうまくいかない。試行錯誤しているうちに「間」を意識して、高座のこちら側へエネルギーを引き寄せるコツが分かるんです。それが無意識にできていくことが「間が取れる」ということですね。
2018年11月14日
2018年09月17日
NHK Eテレの『落語ディーパー!〜東出・一之輔の噺(はなし)のはなし〜 』 でも大活躍の柳家わさびさんのインタビューを『シェアする落語』のブログで公開しております。

撮影 常山剛
今時大変珍しい内弟子による修業時代の話から、100以上作り続けている三題噺創作の手法まで、盛りだくさんの内容です。
ぜひご一読ください。
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(01) 学生時代〜落語研究会が居場所だった
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(02) 弟子入り〜「育ててくれそうな」柳家さん生師匠に入門
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(03) 内弟子として拉致されて
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(04) 楽屋入り〜天国には甘味と「感謝」があった
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(05) 噺を覚える〜三遍稽古で教わった道灌
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(06)イージーモードの通い弟子〜テレビ出演
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(07)二ツ目昇進〜『月刊少年ワサビ』を開始
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(08)三題噺の作り方
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(09)NHK『our SPORTS!5分でざっくり100コマ 』と笑点 若手大喜利
- シェアする落語 : 柳家わさびインタビュー(10)若いうちにもっとケガを〜昇進しても変わらない夢
【満員御礼!】シェアする落語 第21回 柳家わさび 2018/07/14 #落語 #シェアする落語 - Togetter
2018年05月18日
楽しかった。
アキレス腱断裂をものともせず、大口上でずっと正座、終演後はロビーでこうしてずっと立っていた三遊亭楽大さん。えらい。
春風亭昇也『好のす』豪華ではあったけど、流石にちょっと多すぎたかな。まねき猫先生が気の毒だった。江戸家まねき猫 動物物真似三遊亭朝橘『水屋の富』
休憩●大口上・前列春風亭昇也(司会・口上長)三遊亭わん丈(笛)→交代→立川笑二三遊亭愛九笑福亭希光三遊亭遊かり三遊亭好の助桂鷹治春風亭昇羊桂竹千代瀧川鯉津柳家花飛
・メールで参加(代読 春風亭昇也)立川こしら桂宮治
・後列三遊亭楽八古今亭始春風亭朝之助三遊亭鯛好春風亭吉好柳家かえる春雨や風子三遊亭楽大立川こはる三遊亭朝橘マグナム小林三遊亭遊雀江戸家まねき猫ボナ植木------------------ボナ植木 奇術三遊亭好の助『三方一両損』

2018年01月01日
2017年11月21日
2015年12月29日
2015年09月22日
秋ということで、新人落語大賞の季節。
先日発表になった、今年の本選出場者を見て驚いた。
出演 桂 佐ん吉、春風亭 昇々、笑福亭 べ瓶、瀧川 鯉八、柳亭 小痴楽 (50音順)5人中3人(昇々さん・鯉八さん・小痴楽さん)が芸協、それも成金メンバー。東京枠独占ですよ。
イベント詳細・申込(JOBK放送開始90年記念「NHK新人落語大賞」) | イベント・インフォメーション | NHK(日本放送協会)
そして、5人中2人(鯉八さん・小痴楽さん)が、僕が勝手に「シェア落ファミリー」と呼んでいる『シェアする落語』出演経験者なのであります。
本選は、今年は大阪で10/26月曜日、放送は10/31土曜日 午後3時05分〜4時18分 NHK総合テレビです。
それにしても、さがみはらに続いて先日北とぴあで大賞を受賞した春風亭正太郎さんと合わせて、「シェア落ファミリー」大躍進の秋でございます。
そんなわけで、12月12日はシェアする落語 第11回 春風亭正太郎へどうぞ。ご予約絶賛受付中です。けっこう埋まってきましたよ。
というわけで、最後は宣伝でした。
2015年06月14日
の、続き。
Galaxy S6 | S6 edge :立川笑二さんインタビュームービー 【ギャラクシー S6 | S6 edge】
笑二さんインタビュームービーが公開されているよ。
短いですけど面白いので是非。