2022年05月16日

バイオリン落語 イケる! 第16回キコウのラクゴ 笑福亭希光 2022/05/08


前々から聴きたかった笑福亭希光さん。前々から一度来てみたかった新宿フリースペース無可有。
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会場 : 新宿・無何有

笑福亭希光『延陽伯』
笑福亭希光『竹の水仙』
笑福亭希光『ヴィオロンの嘆き』

木戸銭2000円


無可有はたしかに小さいけれど、二ツ目の勉強会を開くには十分のスペース。

●笑福亭希光『延陽伯』

最初に笑わせてくれたのが、見台(釈台で代用)使うのに小拍子忘れたと。たたきはあるのね。
さらに、先輩(ごめん誰が忘れた)のエピソードにならって「マッキー」を使って見せて受ける。ちゃんと音出るのね。
で、そこからのまくらが長い長い。なかでも「落語監修」を担当されたこちらのイベントについて。

へえ、BLってそういうものなのか。勉強になりました。
延陽伯、ちゃんとしてたし、十分楽しかったんですけど、まくらのボリュームでやや霞んじゃったような。

●笑福亭希光『竹の水仙』

釈ネタを得意とする笑福亭鶴光師のお弟子さんだけあって、とてもお上手。リズムが滑らかで聴きやすい。大人の余裕が感じられる甚五郎の人物造形がいい。甚五郎ってほんと演者によって別人みたいに違うんだよね。

●笑福亭希光『ヴィオロンの嘆き』

仲入りなしで3席目。聴いているほうは疲れていないけど本人は大変なのでは。
予告通りのバイオリン落語。驚いたのは、まず、バイオリンがうまい。めちゃくちゃうまい。
そしてネタが素晴らしい。と思ったら小佐田定雄先生作品だって。なるほど!
桂九雀師匠がバイオリン奏者とともに披露したネタなんだそうだ。なるほど、ハメモノネタなんだ。希光さんがバイオリン弾けることを知った九雀師に勧められたとのこと。

ざっくりいうと、買ったバイオリンから「バイオリンの精」が出てきて、身の上話をするという噺。
合間に入るバイオリンのメロディは確かに効果的。うまいしね。
ただ、バイオリン弾いている間は喋れないので、演奏と喋りの間にどうしても小さな間ができる。これがちょっと気になる。克服できたら、強力な武器になるネタだと思う。

希光さんは上方出身の上方落語家でありながら、鶴光一門・芸協の落語家として東京の寄席で修行したこともあり、ちょっと東京的な「湿度の低さ」を感じる。どっか爽やかなのだ。伯山Tvの番頭役としての活躍で知っている人も多いだろう。

なかでも注目すべきは、

凄いですよ。自らの手で世界ニュースを拾い、最後は謎掛けで締める。ニュースコンテンツでありながら、話題のセレクトからまとめ方まで、きっちりと「落語家の仕事」になっている。もうすぐ600回。

なんというか、売れる雰囲気を持った方であり、この際だから売れていただきたい。カデンツァにもそろそろ売れっ子が一人欲しいよね。

まだまだいろんなネタをお持ちだと思うので、また聴かせていただくつもり。

 

m_shike at 09:30コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

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