2022年11月05日
2022年11月03日
2022年10月26日
2022年10月24日
2022年10月23日
何度か、桂文字助の落語を聴いたことがある。
幸運なことに。
『笑点』の初代座布団運びだったという話を聞いたのは、ずっと後のことだったと思う。

幸運なことに。
『笑点』の初代座布団運びだったという話を聞いたのは、ずっと後のことだったと思う。

落語『芝浜』の冒頭、まだ日の出にはかなり早い朝。「ちょいとお前さん起きとくれ」続きを読む
飲んだくれて十日間も仕事を休んでいた魚屋勝五郎は、女房に起こされて嫌々ながら目を覚まし、河岸へと出かける。
「ちょいとお前さん起きとくれ」と女房に起こされても「仕事に行くことなく、ただ飲んだくれていた人」それが桂文字助だと思う。
間違いなく腕は良いのに、仕事を取ることも芸を磨くこともなく、偉い方々をヨイショし、師匠・立川談志を困らせ、あるいは酒に溺れ喧嘩に明け暮れ、妻子に去られ、ますます酒に溺れていった。
でも芸人として、かっこはつけたがった。
落語家としての矜持、いや体面だけで生きていたのだろう。
でも僕は知ってる。高座の文字助師匠は本当にかっこよかった。
なかなか本気でネタを掛けてくれず、漫談に逃げることが多かったけど、まくらで普通に喋っているだけて江戸の匂いがした。トリのときにはがっちり相撲噺を演じてくれた。
惚れ込んだ僕は一時期、師匠の落語会を開きたいと本気で考えたくらいだ。
後に立川流を脱退、落語家としてはほぼ引退状態になり、ボランティアとして近所の公園掃除に勤しんでいた文字助師の「最後の話し相手」だった弟弟子・立川談四楼師匠が、その仰天エピソードをTwitterで連載し、これをまとめた「文字助コンフィデンシャル」は大好評。多くの人が魅了され、ついには文字助師30年ぶりのテレビ出演にまでつながった。
その一つ一つが上質の短編小説として成立していた談四楼師のツイートは、その完成度があまりにも高く、きっとこのまま書籍化されるものと、ファンの誰もが思っていた。
ところが談四楼師はこの「珠玉の短編小説群」にさらに逸話と傍証を加え、再構築することで、その破天荒ぶりばかりがクローズアップされてきた落語家・桂文字助の真実の姿に迫ろうとする。
その過程の中で浮かび上がってきたのは、なんと……。
……あ、ネタバレしそうになったのでこの辺にしておく。
俗な世間が求めるような「古き良き破天荒芸人のエピソード」にはとても収まらない、驚愕と笑いの中に深い味わいを持つこの小説を、ぜひご一読いただきたい。
2022年10月20日
2022年10月16日
シェアする落語 第30回 三遊亭わん丈
- 日時: 2022年12月4日(日)14:00開演(開場:13:30)
- 会場: 深川東京モダン館 2F (地図)(GoogleMap)
- 東京都江東区門前仲町1-19-15(東京メトロ・都営地下鉄「門前仲町」駅下車3分)
- 出演: 三遊亭わん丈・司会:四家正紀
- 木戸銭(入場料):予約2,000円、当日2,500円(予約完売の際は当日券なし)
- 予約受付 こちらの画面からどうぞ!
- ※限定50席 全席椅子 (2階ですがエレベータはございません)
- (予約売切れの際、当日券はありません、ぜひご予約ください)
- ご入力後最後の画面で「受付番号」が表示されれば、ご予約は完了しています。
- お申し込み後、確認のメールを配信いたします。不着の場合はshare.rakugo@gmail.comまでご連絡ください。
- 携帯電話のメールアドレスをお使いの方は share.rakugo@gmail.com からのメールを受信できるように設定をお願いします。ご不明な場合は、できる限りPCで使えるメールアドレスをご利用ください。
- Gmailをご利用の方は、ご予約確認のメールが「迷惑メール」のフォルダに入ることがございます。不着の際はご確認をお願い致します。
落語の面白さを、あなたとシェアしたい。
あなたにも、落語の面白さをシェアしてほしい。
あなたにも、落語の面白さをシェアしてほしい。
2012年11月10日にスタートした、ちょっと変わった落語会『シェアする落語』。
ついに10周年の第30回目!節目となる今回は、
三遊亭わん丈さんに
ご出演いただきます。
●写真撮影可能な対談コーナー『シェアタイム』 を実施します!!
落語会では毎回好評の写真撮影ができる対談コーナー「シェアタイム」を実施。
お客様の落語体験をブログ・ツイッター・フェイスブック・noteなど、ソーシャルメディアで気楽にシェアしていただけます。
ついに10周年の第30回目!節目となる今回は、
三遊亭わん丈さんに
ご出演いただきます。
シェアする落語10周年には、この人しかいません!
持ち前の明るさと確かな腕前、そしてセンス抜群の創作力で、数々のコンテストで優勝をかっさらい、独演会も大盛況。
最近ではあの大長編を一晩ですべて語り切る『牡丹灯籠』が大評判。
そしていよいよNHK新人落語大賞・決勝進出!
シェアする落語10周年を飾ってくれるのはこの男しかいない!
いちばん乗ってる二ツ目を、いまこそシェアしよう!
●写真撮影可能な対談コーナー『シェアタイム』 を実施します!!
落語会では毎回好評の写真撮影ができる対談コーナー「シェアタイム」を実施。
お客様の落語体験をブログ・ツイッター・フェイスブック・noteなど、ソーシャルメディアで気楽にシェアしていただけます。
ぜひ、カメラ・スマートフォンなどご持参の上、ご来場ください。
面白い落語はどんどんシェアして応援しましょう。
会場は、いつもの深川東京モダン館。
昭和7年(1932)に東京市営の食堂として建築された建物は、レトロモダンでとってもお洒落。
門前仲町駅からも至近、「全席椅子」でございます。
面白い落語はどんどんシェアして応援しましょう。
会場は、いつもの深川東京モダン館。
昭和7年(1932)に東京市営の食堂として建築された建物は、レトロモダンでとってもお洒落。
門前仲町駅からも至近、「全席椅子」でございます。
今までご来場のお客様によりシェアされた写真・ツイート・ブログ記事を、こちらからぜひご確認ください。
また、今回も何か、お土産をご用意する予定です。お楽しみに!
このメールでしか読めないわん丈さんの情報をお送りいたしますよ!!
ぜひご予約下さい。よろしくお願い致します。
ご来場、お待ちしております!
●四家による三遊亭わん丈さんの記事は、こちらでご覧いただけます。
三遊亭わん丈:裏[4k]

と、鯉八師がおっしゃるので当日駆けつけた。 そしたら予約の人でほぼ満員。なんとか入れていただき、列の最後に並んだ。本日10月1日14時から!
— 瀧川鯉八 (@koi_hachi) September 30, 2022
亀戸梅屋敷にて!
小痴楽と鯉八。
当日券でもぜひお越しくださいね!
ご予約してくれたみなさまお気をつけて! https://t.co/GEwFDzL7kb

会場 : 亀戸梅屋敷ちなみに両師匠は僕の主催してるシェアする落語にそれぞれ2回ずつご出演いただいて、そのたびに対談させていただいたという。なんかもう遠い昔の話みたいですけど。
柳亭小痴楽・瀧川鯉八 トーク
神田紅希『幼き日の家光と信綱』
柳亭小痴楽『のめる』
瀧川鯉八『寝るまで踊らせて』
仲入り
瀧川鯉八『若さしか取り柄がないくせに』
柳亭小痴楽『置泥』
木戸銭3,000円
続きを読む
2022年10月13日
この本の出版記念落語会でございました。

会場 : ばばん場(高田馬場)続きを読む
柳家ひろ馬『手紙無筆』
立川寸志『正体見たり』
立川談慶『おのぼりの母』
仲入り
柳家小せん『御落胤』
木戸銭3000円(読者割引でここから300円引き)