立川談四楼

2023年09月09日


毎年この日は北澤八幡神社。と言っても、世の中いろいろあったので、久しぶり。
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会場 : 北澤八幡神社参集殿

立川談声『子ほめ』
立川のの一『たらちね』
立川半四楼『金明竹』
立川談四楼『ぽんぽん唄』

仲入り

川島信子 薩摩琵琶
立川談四楼『一回こっくり』

木戸銭2500円(当日・会員価格)
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m_shike at 18:30コメント(0)

2022年10月24日


幸運なことに今回は土曜日、ということで北澤八幡神社。
ゲストは神田陽子先生。
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会場 : 北澤八幡神社参集殿(下北沢)

立川半四楼『松山鏡』
立川縄四楼『山号寺号』
立川談四楼『天狗裁き』

仲入り

神田陽子『円山応挙の幽霊画』
立川談四楼『抜け雀』

木戸銭2,500円(一般)
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m_shike at 20:30コメント(0)

2022年10月23日


何度か、桂文字助の落語を聴いたことがある。
幸運なことに。

『笑点』の初代座布団運びだったという話を聞いたのは、ずっと後のことだったと思う。
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落語『芝浜』の冒頭、まだ日の出にはかなり早い朝。「ちょいとお前さん起きとくれ」
飲んだくれて十日間も仕事を休んでいた魚屋勝五郎は、女房に起こされて嫌々ながら目を覚まし、河岸へと出かける。

「ちょいとお前さん起きとくれ」と女房に起こされても「仕事に行くことなく、ただ飲んだくれていた人」それが桂文字助だと思う。
間違いなく腕は良いのに、仕事を取ることも芸を磨くこともなく、偉い方々をヨイショし、師匠・立川談志を困らせ、あるいは酒に溺れ喧嘩に明け暮れ、妻子に去られ、ますます酒に溺れていった。

でも芸人として、かっこはつけたがった。
落語家としての矜持、いや体面だけで生きていたのだろう。

でも僕は知ってる。高座の文字助師匠は本当にかっこよかった。
なかなか本気でネタを掛けてくれず、漫談に逃げることが多かったけど、まくらで普通に喋っているだけて江戸の匂いがした。トリのときにはがっちり相撲噺を演じてくれた。
惚れ込んだ僕は一時期、師匠の落語会を開きたいと本気で考えたくらいだ。

後に立川流を脱退、落語家としてはほぼ引退状態になり、ボランティアとして近所の公園掃除に勤しんでいた文字助師の「最後の話し相手」だった弟弟子・立川談四楼師匠が、その仰天エピソードをTwitterで連載し、これをまとめた「文字助コンフィデンシャル」は大好評。多くの人が魅了され、ついには文字助師30年ぶりのテレビ出演にまでつながった。

その一つ一つが上質の短編小説として成立していた談四楼師のツイートは、その完成度があまりにも高く、きっとこのまま書籍化されるものと、ファンの誰もが思っていた。

ところが談四楼師はこの「珠玉の短編小説群」にさらに逸話と傍証を加え、再構築することで、その破天荒ぶりばかりがクローズアップされてきた落語家・桂文字助の真実の姿に迫ろうとする。
その過程の中で浮かび上がってきたのは、なんと……。

……あ、ネタバレしそうになったのでこの辺にしておく。

俗な世間が求めるような「古き良き破天荒芸人のエピソード」にはとても収まらない、驚愕と笑いの中に深い味わいを持つこの小説を、ぜひご一読いただきたい。
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m_shike at 22:00コメント(0)

2022年08月22日


作家:立川談四楼師匠、久しぶりの短編集。
独演会で購入し、アマゾンのサイトに拙文レビュー載せました。

恋文横丁八祥亭 (小学館文庫)
立川談四楼
小学館
2022-08-05


名人芸の短編集
いままでの「落語家」という「とんでもない人たち」が主役だった作品群から趣向を変えて、「ふつうの人」である小料理屋の大女将と若女将、店の常連たちが活躍する短編集。
常連のひとりであるアマチュア落語家(山遊亭海彦の弟子!)が、自分の「本職」を生かして、店に持ち込まれた難事件に立ち向かう。
この仕立てが素晴らしく、すぐに馴染めてしまうので、あとは彼らのセリフに耳を傾けていれば、それだけで楽しい。

過剰なドキドキ・ハラハラはないけれど、謎解きの楽しみもあれば、高齢化社会・外国人労働者・2つの大震災といった時事・世相も織り込まれて、「人情物」の味わいを深めている。

この語り口は名人芸。ゆったりと豊かな時間を、ぜひ。

読後の一杯も、おつです。

あ、続編にも期待しております。
ぜひ。

ちなみに作中、先代三遊亭圓歌へのオマージュを感じる台詞が一箇所ありました。マニアは探してみてください。







m_shike at 21:00コメント(0)

2022年08月21日


ほぼ毎年足を運んでいる、8月15日の独演会。
なんというか、いつにも増して盛りだくさんでした。
242回立川談四楼独演会
会場 : 北澤八幡神社参集殿

立川のの一『子ほめ』
立川半四楼『孝行糖』
立川縄四楼『初音の鼓』
立川談四楼『たがや』

仲入り

アップダウン 原爆体験伝承漫才
立川談四楼『たがや』

木戸銭2,000円(会員価格)
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m_shike at 21:30コメント(0)

2022年04月16日


なんと2年ぶりに北沢八幡。立川談四楼独演会。
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会場 : 北沢八幡神社参集殿

立川半四楼『一目上がり』
立川縄四楼『寿限無』
立川らく次『悋気の独楽』
立川談四楼『人情八百屋』

仲入り

笑福亭生寿『狐芝居』(作:小佐田定雄)
立川談四楼『らくだ』

木戸銭2,000円(会員)
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m_shike at 20:30コメント(0)

2022年02月08日


桂文字助師の落語が大好きだった。

よく漫談に逃げてしまって、なかなか落語をやってくれなかったけど。
トリのときはしっかり相撲噺で魅了してくれたものだった。
文字助の話噺をしよう
会場 : お江戸上野広小路亭

立川寸志『権兵衛狸』
立川キウイ『寄合酒』
立川談四楼『阿武松』

仲入り

立川寸志・立川キウイ・立川談四楼・小林のり一 座談

木戸銭3,000円(予約)
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m_shike at 09:30コメント(0)

2021年12月28日


今回で3回目のこの企画、今回は土曜日開催ということで、やっと駆けつけることができた。
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会場 : お江戸日本橋亭

立川縄四楼『道灌』
立川寸志『岸柳島』
立川談四楼『人情八百屋』

仲入り

立川寸志『芝浜』
立川談四楼・立川寸志 講評

木戸銭2,000円(予約)
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m_shike at 21:52コメント(0)

2021年10月02日


久しぶりのゆにおん食堂、超久しぶりの談四楼師。
まさか、こんなにご無沙汰することになるとは。
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会場 : ゆにおん食堂(六本木)

立川縄四楼『やかん』
立川談四楼『人情八百屋』
立川こはる『お見立て』

仲入り

遠峰あこ 唄うアコーディオン
立川談四楼『一文笛』

木戸銭3,500円(予約)
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m_shike at 12:30コメント(0)

2019年12月28日


久しぶりの談四楼独演会。ゲスト神田愛山先生!
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会場 : 北澤八幡神社・参集殿
立川半四楼『金明竹』
立川縄四楼『牛ほめ』
立川かしめ『穴子でからぬけ』
立川談四楼『替り目』

仲入り

神田愛山『赤穂義士伝 二度目の清書』
立川談四楼『芝浜』
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打ち上げ。

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m_shike at 14:19コメント(4)

2019年08月30日


記録のみ

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会場 :

立川花修『狸の札』
立川半四楼『寿限無』
立川縄四楼『饅頭怖い』
立川談四楼『のっぺらぼう』

仲入り

ねづっち 漫談
立川談四楼『一回こっくり』

木戸銭2,000円(会員)
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m_shike at 11:00コメント(0)

2018年12月31日


今年最後の談四楼独演会は土曜日で、久しぶりに参加。
以下、記録のみ。
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会場 : 下北沢 北沢八幡宮 参集殿

立川半四楼『転失気』
立川縄四楼『寿限無』
立川只四楼『時そば』
立川談四楼『落語議連』(漫談)

仲入り

坂本頼光 無声映画
立川談四楼 『文七元結』
木戸銭2,500円

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m_shike at 17:00コメント(0)

2018年11月24日


資料として載せておきます。クリックすると拡大するんじゃないかな。多分。

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m_shike at 13:45コメント(0)

2018年11月20日


時間がないのでとりあえず概要だけ


正式名称『落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会』

発起人代表→代表 遠藤利明
発起人 松本剛明 河村建夫 塩谷立 渡海紀三朗 林幹雄 馳浩 下村博文 松野博一 小泉進次郎 宮内秀樹(司会) 
遠藤利明氏
遠藤氏

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松本氏

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小泉氏



宮内氏が司会
松本氏・小泉氏による趣旨説明
 落語は素晴らしいので、国会議員で落語を聴きましょう。超党派で活動したい。など

遠藤氏を代表とし、人事は遠藤氏に一任

落語界からの出席者の紹介および挨拶



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柳家さん喬師匠(落語協会)



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春風亭昇太師匠(落語芸術協会)

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立川談四楼師匠(落語立川流)


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三遊亭円楽師匠(圓楽一門会)


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桂米團治師匠(上方落語協会)

文化庁より 宮田亮平長官

参加議員からのコメント

今後の日程
とりあえず12月に鈴本に行き、帰りにみんなで飲む。
(「落語の後の日本酒は最高」小泉氏)

総会終了後 囲み取材


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印象としては、国会議員による落語鑑賞サークル。
議員各位の落語文化・落語家に対する敬意が感じられた。
まあ、しんどいことが多いと思うので、たまには落語聴いてリラックスしていただきたい。
話が出ていたが、できるだけ早く超党派に。
小泉氏は紙切りをやたら持ち上げていたので寄席・話芸議連でも良いのでは。講談浪曲もよろしくお願いいたします。続きを読む

m_shike at 11:00コメント(0)

2018年09月05日


記録のみ。
    
会場 : 北沢八幡神社参集殿

立川半四楼『転失気』
立川縄四楼『つる』
立川只四楼『置泥』
立川談四楼『玉姫様』(作 : 井上新五郎正隆)

仲入り

のだゆき 音楽パフォーマンス
立川談四楼『一回こっくり』

木戸銭2,500円


m_shike at 17:00コメント(0)

2018年08月05日


これ、歴史的な写真でしょ。左から桂文字助師・小林のり一先生・立川談四楼師IMG_20180415_214914


立川只四楼『親子酒』
立川志ら門『ん廻し』
立川だん子『まぬけ泥』
立川談四楼『浮世根問』
立川談四楼『巌流島』

仲入り

桂文字助『阿武松』
立川談四楼『人情八百屋』
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m_shike at 20:30コメント(2)

2018年06月03日


談四楼師とこはるさんで毎年開催。ゲストのだゆきさん。豪華。



会場 : 神保町区民館

立川只四楼『幇間腹』
立川こはる『松竹梅』
立川談四楼『授業中』

のだゆき 歌とピアニカ
立川談四楼『芝浜』
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m_shike at 21:30コメント(2)

2018年03月17日


最近立川流の寄席に行ってなかったので、仕事始めを早めに切り上げて日暮里へ。IMG_20180105_195446
志ら松『寿限無』
寸志『庭蟹』
吉笑『狸の恩返しすぎ』
雲水『犬の目』
ねずっち 漫談
ぜん馬『唖の釣り』

仲入り

こはる『初天神』
志獅丸『ざるや』
寒空はだか 漫談
立川談四楼『鼠穴』     
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m_shike at 22:00コメント(2)

2018年01月22日


ゲストの春蝶師が聴きたいと思って駆け付けて、やっぱり忙しくて間に合わない!と思ったら、なんと春蝶師がトリだった。

ということで春蝶師しか聴いていません。談四楼師の独演会なのに。

立川笑ん『小町』
立川只四楼『真田小僧』
立川かしめ『狸札』
立川談四楼『芝浜』

仲入り
ここから入場

桂春蝶『ニライカナイで逢いましょう〜ひめゆり 学徒隊秘抄録〜』
談四楼師の芝浜聴きたかったなあ。
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m_shike at 09:30コメント(2)
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