立川左談次
2010年09月06日
まだまだ暑い八月最後の日曜日。
またも立川談奈さんの会。40回記念でゲストは師匠の立川左談次師と柳家小蝠。
会場のストライプハウスギャラリーは、六本木の芋洗坂をゆるゆると降りた左手、小学校の前にある。窓の外には法面を覆う鬱蒼と緑、ここはほんとにギロッポン?
靴を脱いではいるスペースに、恐らく日本で一番小さい座布団が人数分。高座はちゃんとしている。前から二番目に座ったが、狭いので、ちょっと下から落語を見上げる感じ。
らくごの芽 プログラム posted by (C)[4k]shike
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2010年07月18日
また広小路で立川流だけど昼席は初めてなんだ。いつもは当然仕事があるのでね。
今回は幸運なことに土曜日。
●立川長四楼 子ほめ
話題の47歳入門の前座。うーん今はちと何とも言えない。
●立川春太 たぬき
まさかのダブル前座。こっちはめくりがあった。
うわー、この口調どう見ても談春の弟子だよ。ニフティ寄席に余裕で出られるレベル。というかニフティ寄席は立川流呼ぼうよ。
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2009年12月16日
立川春太 出来心(間抜け泥棒)
初めて。前座としてはかなり結構。やはり師匠に似ている。
立川吉幸 元犬
初めて。もとブラック門下、現在の師匠である談幸師の明るさが感じられていい感じ。
泉水亭錦魚 河豚鍋
あんまりうまいと思わなかったけど終わってみると鍋が食いたくなる不思議。
立川談幸 黄金の大黒
月番の人が長屋の変人たちに手を焼きながらも、目が優しく笑ってるのがなんともいい。
立川左談次 浮世床・夢の逢瀬
左談次師、相変わらずカッコいい。今年は合計4回聴いた。もう一回聴かせて頂きたい。
-- 仲入り --
立川平林 唖の釣り
初めて。一時期ブログに心中いろいろ書きすぎていて心配していたのだが、ネタ下ろしなのにしっかりした芸。
立川談修 長短
お気に入りのひとり。『長短』はテレビで見た花緑が絶妙で、どうしても比べてしまうのだが、談修バージョンもなかなか。
桂文字助 阿武松
ついに出会えました。伝説の喧嘩文字助。前座を魚河岸に送り込んだ文字助。郵便局を怒鳴りつけて現金書留を中華料理屋に持ってこさせ「よし民営化はちょっと待ってやる」といった文字助。家賃払わない文字助。
とまあ、自分の中では情報ばかりが先行していた文字助師。初めて聴いて驚いた。
なんとまあ、さっぱりと美しい江戸言葉だろうか。
ここまで口調がカッコいいと、もう笑うどころではない。うっとり聞惚れるというのが正直なところ。まことに結構でございました。
根っからの相撲好きで、サゲかなと思ったらその後でさらに相撲知識を披露した後「円楽師匠を偲んでの阿武松でございました」と。
また聴きたい。
今回は、二つ目と真打でキャリアの差がありすぎではあったけど、それもまたいい感じであった。
ああ、毎度思うことだけど、立川流の寄席はなんと安いのか。
また行こう。
2009年08月31日
2009年08月30日
お江戸日本橋亭にて。 いやあ前売り2200円は安かったな。たっぷり楽しませていただきました。
「第22回・無限落語」にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。「無限落語」は、三遊亭円丈・柳家小ゑんによる新作落語の会。今回のテーマは『あの伝説の「実験落語」が今再び・・!』
現時点の演題は以下の通りです。
三遊亭玉々丈「マンモスヨタピー」
三遊亭白鳥「勘当舟」
夢月亭清麿「東急駅長会議」
立川左談次「本読み」
柳家小ゑん「銀河の恋の物語」
三遊亭円丈「検問ドリンカー」
「無限落語」通信 : ご来場ありがとうございました。
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2009年06月15日
入りは8割くらいか。
立川三四楼 元犬
ふつうに前座。頑張ってください。
立川談奈 転宅
うまいのに笑いが少なかったのはなぜか。でもこのまま頑張って欲しい。他の噺も聴きたい。
立川キウイ 短命
また短命。楽しいけどね。小向美奈子いいすぎ。マクラも前回夜席で『つる』を聴いたときと同じだった。ただ立っているお客を噺の中でうまく座らせたのは見事。
はじめての回転寿司 | 立川キウイの小部屋
打ち上げ | 立川キウイの小部屋
立川談四楼 替り目
いやこれはさすがでした。志ん生のカラーを引き継ぎながら亭主の酔っ払いぶりにぐっと個性が前に出ていて素晴らしい。もともと作家としてファンなので、今回初めて噺が聴けて感激。
立川談笑 たがや
調子が悪いのかカミカミ。しかしそれを逆手に取った鮮やかな演出。「落語イントロドン」「…が『子別れ』やるぞー」「観客全員でサゲを唱和するリハ」などなど。サゲはなるほど談志解釈の発展的展開でお見事。
お仲入り
立川談修 看板のピン
上手上手。楽しかったです。わりと常に声を張るタイプなんだけどメリハリがきちんとしている。
土橋亭里う馬 雑俳
前回の禁酒番屋ほどではなかったけどベテランの安定したテクニックで楽しませていただきました。
立川左談次 五人廻し
これはお見事。また漫談ですまされたら嫌だなと思っていたらさすがにトリだけあって熱演。
飄々と軽くスピードがあり、しかも遊郭客のへんちくりんなキャラクターがしっかり描かれていた。なんというか、粋だ。
というわけで立川流の層の厚さを見せつけられました。2000円は安いよねえ。でもどういうわけか、かむ人が多かったのも事実。なんか伝染した?
●リンク
"Cervecer���a" : 立川流夜席@上野広小路亭
日刊ゴーヤ!起死回生のガチンコ日記: ★立川左談次、愉快な郭噺『五人廻し』〜立川流夜席六月★