余市

2014年09月29日


ここぞとばかりに、
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いや、このチャンス逃すまじ。
日本人は、ジャパニーズウイスキーの輝かしい歴史についてもっともっと知るべきなのですよ。

ドラマ『マッサン』第一回放送を見て、もうそれだけで泣いてしまった。
大好きな余市蒸溜所にバグパイプが流れるんですもの。

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2012年05月06日


前回の続き。

さて樽のメインテナンスを体験した後は、いよいよ樽にウイスキーを詰める作業。
 120421-0422小樽・余市2
こちら、二回の蒸溜を経て出来上がった「ニューポット」。70度くらい。
なんというか、ちょっとピンガに似た香り。

ウイスキーの赤ちゃん、ですな。
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前回の続き。

で、ここからが体験。「ガマ入れ」をやります。
IMG_4878

ガマです。ガマの葉っぱ。これ、木と木の間に入って、パッキンの役目をします。
樽からウイスキーが漏れるのを防ぐわけ。

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前回の続き。

ポットスチルに石炭くべた後には、テイスティングや竹鶴邸の貴賓室見学、楽しいお食事の時間などがあったわけですが、いったん飛ばして二日目に行きます。

製樽工場です。
 120421-0422小樽・余市2

二度の蒸溜を経て出来上がったアルコールを詰める「樽」。
樽こそがウイスキーに樽香を提供し、熟成させる「ゆりかご」なのであります。

というわけで樽のメインテナンス体験。
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2012年05月01日


前回の続き。

麦芽から作った糖分を酵母に食わせてアルコールにした「もろみ」ができたら、ここからいよいよ蒸溜でございます。
もろみを熱して気化させて、7%程度のアルコール分を、二回の蒸留で70%近くまであげちゃう作業です。

これが余市のポットスチル。ストレート型です。複雑で強い味を生み出しやすい形。
R0022636

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2012年04月26日


前回の続き。

ご存じのとおり、アルコール、というのは酵母に糖分を食べさせて、つまり醗酵させて作る。

麦芽の主成分はでんぷんなので、こいつを酵素の働きで糖分に変えないと醗酵しない。
この工程が「糖化」。
 R0022613
熱してお湯になった仕込み水(マザーウォーター)と、粉砕した麦芽を糖化槽(マッシュタン)に入れて糖化を促進し、出来上がった甘い麦芽ジュース(麦汁)を搾り取る。
三回に分けた糖化作業で、麦芽からほとんどのでんぷんを糖化して搾り取ってしまう。ただし三回目にとった麦汁は糖分が薄いので、そのままは使わず、次の糖化作業に使うのだとか。

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2012年04月23日


前回の続き。

今回のイベントは、まさに「体験イベント」なので、レクチャーや見学はできる限り省いて「どんな体験ができるか」を中心に記事書きたいと思います。

というわけで、まずはキルン塔(乾燥塔)での体験。

余市蒸溜所 乾燥棟(キルン塔)1

(今回ちゃんと撮影しなかったので2008年に来た時の写真でございます)


ウイスキー好きの諸君。
諸君は「ピートがね」「ノンピート」「ピーティ」とかよく言っていると思うけど、 ピート見たことあるかね。いや別になくてもいいけどね。
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もろもろの夢がかなった後、スタッフの方にご用意頂いたオプションツアーで、小高い丘の上に登った。

蒸溜所から余市橋を渡り、車で5分もかからない。
その丘からは、蒸留所と余市川、日本海、まだところどころ雪をかぶった山々、そして余市川が見える。

目的は墓参である。
竹鶴夫妻の墓2

僕がかねてから「尊敬すべき日本人ベスト3」に挙げさせていただいている「ノートと万年筆でスコットランドからウイスキーを持ち帰った男」「はるか極東の地で、スコットランドに負けないウイスキーづくりを目指した男」、ニッカ創業者・竹鶴正孝翁と、翁との愛を貫いてスコットランドから来日し、ここ余市でその生涯を終えた、妻リタさんの墓がここにある。

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