2020年06月20日

主任・柳家わさび! 浅草演芸ホール6月中席夜の部 2020/06/16


久しぶりに出社した帰りに、久しぶりの寄席。浅草演芸ホール。
昨年真打昇進した、柳家わさび師匠のトリ。
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会場 : 浅草演芸ホール

仲入り

玉屋柳勢『たがや』
柳家小ゑん『下町せんべい』
柳家小菊 俗曲
古今亭文菊『猫の皿』
柳家さん生『藪医者』
鏡味仙三郎社中 太神楽
柳家わさび『エアコン』

木戸銭2,000円(夜割19時)


入場したら柳家小満ん師匠のサゲ。残念。あちたりこちたり、聴きたかった。ここで仲入り。

クイツキは明るさと勢いの玉屋柳勢『たがや』襲名したばかりの芸名にちなんだか。いつの間にか夏ですねえ。
つづいて柳家小ゑん『下町せんべい』これはご当地ネタ。ソースの焦げた匂いがしてくるお見事な高座で、後半の映画の妄想がやたからおかしい。柳家小菊 の三味線で空気はガラリと変わって、 古今亭文菊『猫の皿』語り口はもちろん、着物についた猫の毛を払う仕草が絶妙の「やらしいお坊さん」。 柳家さん生『藪医者』初めて聴いたけど師匠の得意ネタみたい。シンプルなのに聴き応えしっかりで結構! よくあるけど、弟子のトリで師匠が出るのっていいなあ。
ヒザは太神楽・鏡味仙三郎社中 吉右衛門の師匠はおやすみで、そのせいかどうかわからないけど結構落としていた。 
そしてお待ちかね柳家わさび『エアコン』まずとにかく客からの掛け声が凄い。待ってました連発。僕も乗っかった。まくらは、エゴサーチしたツイートを読み上げたり相変わらずひたすら愚痴っぽく、でも面白い。噺は初めて聴いた。ゲートボールの前半で仕込んだ伏線が後半の花火大会で見事なまでに大爆発する、大変に凝った作りで、しっかり描き分ける老人も、『純情日記横浜編』の令和版みたいな強がり若い男キャラも楽しい。うーん、これは大満足です。

まだまだ、こんな感じの浅草演芸ホールですが、寄席の楽しさ満喫の夜でした。わさび師にはまたトリとって欲しいなあ。
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m_shike at 23:10コメント(2)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2020年06月22日 13:33
小ゑん師匠の「下町せんべい」
ワタクシ、浅草に出る時はほぼ田原町から行くので街並みなどの描写がなんとも。「フィッ」ともども、すでに小ゑん師匠の自作のように感じますね。
2. Posted by 4k   2020年06月24日 09:02
僕も田原町から行くので、まさに同じことを思いました。

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