2020年02月11日
左談次があちこちに 談吉百席 第36回 2020/02/08 立川談吉
僕はここの会のボランティアスタッフなんだけど、今回は人手が足らなくて、なんと「卓」の担当。
と言ってもマイクも使わないし、照明も高座と客電のみで、そんなにやることないんだけど、ひとつ間違えると世界壊しちゃうので、まぁ気を使いましたわ。
今回は珍しい試みで大ネタ二本!いつもの隠し味イリュージョンが効いたまくらから『らくだ』。人物のキャラより談吉さんお得意の歌い調子・音楽的な口調を楽しむ展開。これがラストの火屋のシーンの「みんなおかしくなってる楽しさ」につながる。この話はほんと演者によって色が違うなあ。
仲入り挟んで『妾馬』。こちらは八のキャラがそもそも歌い調子に乗りやすい。そして八が拗ねない。調子いいままに泣けるところがいい。細かいところはだいぶ怪しいところもあったけど、僕は楽しんで聴いちゃった。
……というようなことをご本人に言ったら「左談次ですね」と。なるほど。スタッフのSさんは「きょうはあちこちに左談次がいた」と。慧眼。
というわけで完成はまだ先だけど、十分に面白い大ネタ二席でした。
仲入り挟んで『妾馬』。こちらは八のキャラがそもそも歌い調子に乗りやすい。そして八が拗ねない。調子いいままに泣けるところがいい。細かいところはだいぶ怪しいところもあったけど、僕は楽しんで聴いちゃった。
……というようなことをご本人に言ったら「左談次ですね」と。なるほど。スタッフのSさんは「きょうはあちこちに左談次がいた」と。慧眼。
というわけで完成はまだ先だけど、十分に面白い大ネタ二席でした。