『シェアする落語』次回は7/7です。

2020年01月05日

年のはじめの自由 こしらの集い(東京) 2020/01/04


この会が休みの日に当たることはめったに無いので、前売り買って参上。

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会場 : お江戸日本橋亭

立川かしめ『権助魚』
立川こしら『漫談』

休憩(こしら師はそのまま)

立川こしら『初天神』
立川こしら『井戸の茶碗』

木戸銭2,000円(前売)


開口一番はもちろん立川かしめ『権助魚』 1円ずつ費やされるだけでちっとも仕事が前に進まない権助に大笑い。反復の笑いは落語の基本。

続いて立川こしら『漫談』50分くらい喋ったかな?立川流新年会・沖縄で自転車を買って売った話・名古屋登龍亭の話など盛りだくさん。そして内容はここには全く書けない。マシンガントークで笑わせるところはウーマンラッシュアワー村本氏を思わせる。ただ村元氏は緊張を極限まで高めた上でパンチラインがドンと来るのに対して、こしら師はとにかく連続・連続・連続で笑わせる。明るく楽しい狂気の産物。

ここで休憩に入るんだけど、わずかにトイレに行く客がいるくらいで、ほとんど写真撮影コーナーになってる。





客が落ち着いたところで立川こしら『初天神』はなんと三人でお参り。妻子が父=夫を攻めてくる。妻=母がやたらおかしい。
そのまま立川こしら『井戸の茶碗』なんと!名前が出てこない。裏にいる弟子に聴いても出てこない。「広瀬さんには聴きたくない!」その後も娘の名前が変わるなどハプニング続出なれど、それを全て極上の笑いに変えるこしらマジック。なんとなくC調な高木もすんごくいい。ハプニングなしでもう一回聴きたい。

どこまでも自由、笑えない時間が殆どない、強烈な体験。日本中あちこちでやってますから、ぜひ。

こしらの集い

立川かしめのシェアする落語もよろしく。残席、けっこう少なくなって来ました。



m_shike at 22:43コメント(2)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2020年01月13日 03:11
なぜ こしらさんは古典のネタをやるんだろう?と思うくらい自由でありますな。時代に合わせた変化をすでに越えてきていますからね。寄席がたくさんあった頃にはきっとこんな人もおったんでしょうな と思ったりもしております。そう思わないとどうしてもおかしいネタってありますよね。
2. Posted by 4k   2020年01月13日 08:24
こしら師は「落語のなかの江戸」が架空の存在であることに気が付き「じゃあ俺の考える江戸があってもいいじゃん」と思い至って、あんな感じの落語になったんだと思います。上下の振り方なども独特で、ほんとに自由ですねえ。

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