2019年02月11日
正月から大爆発 こしらの集い 2019/01/04
久しぶりに集い。
前売り購入にヤフーパスマーケットが使えるのがとっても便利。さすが。
Edy決済端末もちゃんとある。
会場 : お江戸日本橋亭
立川かしめ『弥次郎』
立川こしら『立川流新年会・西成で落語会〜湯屋番』
立川こしら『ちきり伊勢屋』
木戸銭2,000円(予約)
●立川かしめ『弥次郎』
発想の良さは師匠譲り。声の大きさがまたいい。●立川こしら『立川流新年会・西成で落語会〜湯屋番』
新年会についてはここに書けることは何もなし。面白かったけど何もなし。その新年会の前、大みそかから元旦にかけて西成で落語会を連続開催したという話、これがまた実に面白い。確かにこしら師も家がないのよ。確かに。湯屋番では『火焔太鼓』などなどでお得意の一人妄想爆発が炸裂し、客はゲラゲラ笑っているうちにシーンが湯屋のなかに戻ってこれが湯屋番だったと思いだす。そして番台を見て驚いている人と気持ちがシンクロし、いつしか「こしら的江戸世界」の住人となる。●休憩
こしら師は高座の上で喋り続け、客はトイレに行ってもいいよと。あんまり行く人がいない。●立川こしら『ちきり伊勢屋』
前半になんと『佃祭』を入れ込む独自の展開で、グイグイ引っ張る。残念ながら時間切れで最後まで聴けなかったのが惜しい。この噺のテーマはこしら師初のメジャー出版社による著作にして大傑作『その落語家、住所不定』と通底するものがあると思うのよ。そんなわけでもう一回聴きたいですなあ。悪いことは言わない。買って読んだほうがいい。「目的のために手段を選ぶこと、その逆を絶対やらないこと」がいかに大切か、しっかりと書いてある。読むべき。