2018年11月17日
朝から自由奔放 矢来町早朝寄席 柳亭小痴楽 2018/10/20
小痴楽さん聴きたくて。僕にしては早起きの土曜日。開場10分後にはすでにぎっちぎちの満員。
会場 : 新潮講座神楽坂教室
柳亭小痴楽『のめる』
柳亭小痴楽『あくび指南』
仲入り
柳亭小痴楽『干物箱』
木戸銭1,000円
●柳亭小痴楽『のめる』
こんな朝から大丈夫なのかなあと思ったら、前日に柳家権太楼師主宰の若手の会があり、打上げで遅くまで飲んでいてまだ酒が抜けていないとな。開始10分でいったん高座を下りて、ペットボトル持ってきて水を飲み、またしゃべり続ける。それがまた面白くてたまらない。権太楼師の会のあんな話こんな話、学校寄席のあれこれ、自由奔放な疾走が心地いい。さらに噺に入ってスピードはいったん少し緩められるが、再び加速、この緩急が楽しい。糠のついた手、いいねえ。
●柳亭小痴楽『あくび指南』
のんきな噺なのに小痴楽さんの爽快な疾走はますます加速。これがさらに笑いを呼ぶマジック。仲入り
●柳亭小痴楽『干物箱』
親父のほうにもう少し重さがあってもいいかなあと思いつつ、全体の快調なテンポを考えるとそんなところにこだわらないほうが楽しい。こういう自由奔放な高座は高齢者には耳障りだったりしないのかなあと思っていたら、何の何の若年から後期高齢者まで腹を抱えて笑っている。それを見ているとまた余計に楽しくなる。
どっぷり小痴楽三席で満足です。あ、まだ午前中だ。