2018年08月07日

似顔絵にしにくい顔なので誰にでもなれる 粋歌の新作コレクション 2018/04/20


仕事早めに切りがあったので、内幸町ホールへ。数少ない当日券をゲット。




三遊亭じゃんけん『動物園』
三遊亭粋歌『当たり屋本舗』
三遊亭粋歌『一年生』
三遊亭兼好『湯屋番』

仲入り

三遊亭粋歌『落語の仮面 第一話 三遊亭花誕生』


●三遊亭じゃんけん『動物園』
この前座さんいいよね。兼太郎さんが昇進したので開口一番の仕事も増えたかもしれない。ちゃんとあっためてくれました。


●三遊亭粋歌『当たり屋本舗』
まくらは何の話だったかなあ。NHKラジオすっぴんの噺だったか。
このネタは聴いてみたかった。実に粋歌さんらしい細かい部分の作りこみがすごいので、奇想天外も無理がなく、客は簡単に巻き込まれる。こんなに家族総動員の噺もキャラがそれぞれ面白いので楽しいし、楽しめる人が多いと思う。


●三遊亭粋歌『一年生』
以前、NHKラジオの企画でねたおろしした噺。いまや他の追随を許さない「オフィスもの」。新入社員の指導でトラブル発生、指南役のベテランOLもまたわが身を振り返るという展開はわかりやすい。落語は共感の芸ですから。味付けはこのOLの身も蓋もないセリフ。

ところで勤務先も新卒採るようになったんですが、若い皆さん立派で大したものです。自分が新入社員のころは本当打たれ弱くてダメだったなあという記憶が。まあ、今でも弱いですが(主に老化で)。 


●三遊亭兼好『湯屋番』
兼好師が湯屋番やって面白くないわけがないよね。
それはともかく、この企画は諸先輩が粋歌さんをどう捉え、どう褒めるかを聴くのが面白い。
「変な人が多い落語界において珍しいちゃんとした人。でもあんな噺作るくらいだからやっはりどっかおかしいところがある」
「広瀬和生先生の連載でイラストを描いている。粋歌さんを描くのは難しかった。似顔顔に描きにくい顔だから、ああやって何にでもなれるのだろう」。

さすが、いいことを仰る。三遊亭粋歌はそういう芸人ですよ。


仲入り


●三遊亭粋歌『落語の仮面 第一話 三遊亭花誕生』
まくらで兼好師にお礼、あんないい褒め方されたらそりゃ感激しますよ。
そしてもはや十八番となっている落語の仮面。もうほんとに、何度聴いても面白い。

聴けば聴くほど細かいところの工夫に目が行く、例えば花のおはなしを聴く子供たち。白鳥師の造形したキャラを緻密に緻密に自分のものにしている。そういう細部がどんどんどんどん積みあがって、噺が進めば進むほど客席が異様な盛り上がりを見せる。

まだ三話以降聴いていないんだよなー。聴きたい。

粋歌の新作 18春


m_shike at 10:00コメント(2)落語 | 生落語感想 

コメント一覧

1. Posted by ますめっど   2018年08月18日 15:52
粋歌さんどこにでも居そうな風なんですが、いるだけで個性のオーラを放っている って人な感じがする。今年の夏の新作聴いてないなぁ。
2. Posted by 4k    2018年08月18日 16:39
粋歌さん、夏の名作が結構あるのに夏の仕事が少ないんだそうです。まあ落語家全員、夏の仕事は少ないものなのでしょうが、何とかしたいものです。

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