2018年04月01日
春雨宿! 赤坂ひとり寄席 音助 2017/01/14
前座の頃から続いている会。
100%音助さん。
雷門音助『つる』
雷門音助『風呂敷』
仲入り
雷門音助『春雨宿』
●雷門音助『つる』
お正月に関するふわりと軽いまくらからの『つる』。相変わらず目立つような入れ事もなく、なのに笑いはしっかりさらっていく。
●雷門音助『風呂敷』
一度降りてから今度は風呂敷。おさきを諭す頭の頓珍漢が素敵におかしい。何でもできる音助さんだけど、中でも「諭す」のが際立って上手いと思う。シェアする落語に出てもらった時も『小言幸兵衛』の幸兵衛が大変に良かったし。
仲入り
●雷門音助『春雨宿』
これは意表を突かれた。
もともと昭和の名人や志ん朝談志より先代圓遊を愛する「芸協愛」の強い音助さんであるが、こっちのほうの噺も手掛けるのか!
といっても調べてみると、
結構前にネタおろししているのですな。
八代目助六師や、音助さんの師匠である当代助六師も掛けているらしいから、一門のお家芸なのかな。この辺りは知識が追い付かないところ。
個人的には、どうしても昔々亭桃太郎師のイメージが強い噺だけど、とぼけながらもこってり濃厚な桃太郎師に比べて、旅の二人が落語らしいさわやかな間抜けさがカラっとした味わいに繋がり、なかなかに結構な仕上がり。なるほど、こういうのもできるのか。
お正月に関するふわりと軽いまくらからの『つる』。相変わらず目立つような入れ事もなく、なのに笑いはしっかりさらっていく。
●雷門音助『風呂敷』
一度降りてから今度は風呂敷。おさきを諭す頭の頓珍漢が素敵におかしい。何でもできる音助さんだけど、中でも「諭す」のが際立って上手いと思う。シェアする落語に出てもらった時も『小言幸兵衛』の幸兵衛が大変に良かったし。
仲入り
●雷門音助『春雨宿』
これは意表を突かれた。
もともと昭和の名人や志ん朝談志より先代圓遊を愛する「芸協愛」の強い音助さんであるが、こっちのほうの噺も手掛けるのか!
といっても調べてみると、
結構前にネタおろししているのですな。
八代目助六師や、音助さんの師匠である当代助六師も掛けているらしいから、一門のお家芸なのかな。この辺りは知識が追い付かないところ。
個人的には、どうしても昔々亭桃太郎師のイメージが強い噺だけど、とぼけながらもこってり濃厚な桃太郎師に比べて、旅の二人が落語らしいさわやかな間抜けさがカラっとした味わいに繋がり、なかなかに結構な仕上がり。なるほど、こういうのもできるのか。
やっぱり『さわやか本寸法』ですよ。音助さんは。
ちなみにこの日、ある人を音助さんに引き合わせた。それについては、また、おいおい。
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