『シェアする落語』次回は7/7です。

2018年03月19日

変則オーダーで大爆笑! 立川流が好き!!(昼の部) 2018/01/08


昼夜通しで前売り買って参戦。
昼の部からもう大変なことに。

#落語 #落語立川流

Masanori Shike (四家正紀)さん(@m_shike)がシェアした投稿 -




立川こはる『御慶』
立川志の太郎『親子酒』
立川こしら『松竹梅』

仲入り

立川かしめ『金明竹』
らく兵『紙入れ』
立川こしら『火焔太鼓』


●立川こはる『御慶』
なんで開口一番かというと、師匠である談春師の会に行かないといけないから。
噺のほうはもう大好きなネタで、これがまたこはるさんに似合うんだ。腹の底から何にも考えてない町人をやらせると、ほんと上手い。
これはまた来年も聴きたいなあ。


●立川志の太郎『親子酒』
昨年夏のこの企画でセンスのいい新作を聴かせてもらった。今回は古典。
「わかりやすくしっかり届く」志の輔スピリットは古典でもやはり生きている。
羊羹立てて塩辛隠すところは呼吸困難になるほどの爆笑。
そして志の輔師の会へ急いで行ったらしい。


●立川こしら『松竹梅』
二ツ目二人が師匠の会に呼ばれてしまい急遽出演順変更、という内幕を全てバラしてしまうまくら。
そしてこしら師が仲入り前とトリで二回出演と!!
またこの松竹梅が面白いんだ。馬るこ師の真打昇進の会でも掛けていたけど、まー面白い。
松さんが無理やり場を持たせて、竹さんが「……俺もボケたほうがいいの?」とかなんとか言うところは、こしら落語の醍醐味というか。まあ、ほんと面白い。


仲入り


●立川かしめ『金明竹』
で、ここに前座登場という変則オーダーでかしめさんが登場。

これがまた凄かった。なんかね、落語観がゆすぶられるような。
滑稽噺の基本中の基本「オウム返し」についての痛烈な批評なのですよ。

つまりね。
「オウム返し」は「付け焼き刃」として滑稽の対象になるわけだけど、
途中で勘違いが入っても、だいたいのところを覚えているというのは、そいつけっこう賢いんじゃないの?与太郎ってほんとに馬鹿なの?という問い返しから、与太郎に「完璧なオウム返し」をやらせてみせる。

これに対して「馬鹿だ馬鹿だと思ったら、そういう類の馬鹿だったのか。●●か●●をやらせましょう」このセリフは凄い。

うーん、かしめさん、君は凄いよ!!


●らく兵『紙入れ』
おかみさんの色気だけを全面に出すと宣言して、ほんとにその通りの高座。狙い通りだからいいのかな。


●立川こしら『火焔太鼓』
でました!こしら師の必殺爆笑ネタ。
おかみさんの凄まじい妄想が畳みかけるように炸裂するので、この落語が火焔太鼓であることを忘れてしまうくらい。
勝手気ままにやっているように見えて、きっちり「こしらワールドの江戸」が作りこまれた、これぞ21世紀の滑稽噺。堪能する暇もなく爆笑しました。


●出演者+立川吉笑・立川寸志 トーク
この日複数の出演者から出ていた「立川流新年会」の話題から、この変則オーダーに関する話から、まあ詳細は全く書けません。けれど、面白かった!!


一度外に出てカフェで一服してから、 夜の部にも参戦しました。




m_shike at 22:38コメント(0)落語 | 生落語感想 このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
note 話芸(落語・講談・浪曲)×IT・マーケティング
サイト内検索
最新コメント
記事カテゴリ
メッセージ
パートナーブロガー 一覧 | アジャイルメディア・ネットワーク
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 累計: